7シリーズのアイドリング不調・高圧燃料ポンプ故障・エンジン警告灯・リビルト品・燃料ポンプ交換に関するカスタム事例
2025年10月21日 12時01分
ようやく・・ようやくエンジンチェックランプとの闘いが終結を迎えたかもしれません。
車検を取ったばかりにも関わらず購入後3日目でエンジンチェックランプが点灯し、次第に頻度が増え、OBD診断アプリのBimmerLinkによると高圧燃料ポンプ異常とのこと。調べるとこのN54エンジンでは持病らしい。
具体的な症状としては冷感時の始動性が悪く、アイドリングが不安定。ミスファイアも多くエンジンがかなり震え、時にはエンストも。たまたま調子が良い時でもブーストが掛かるくらいまでアクセルを踏み込むとエンジン異常の警告灯が点灯し、リンプモードに入る。
純正は20万オーバーと高いので、まずはリビルド品に交換。エラーの消去もして数日は問題なかったが、また再点灯。一応3ヶ月の保証が付いていたので連絡し、再送してもらう。しかしそれもすぐダメになり、結局この1ヶ月で5回も交換したが全部ダメ。バラして原因を見てもらうと内部のオイルシールが抜け、オイルが漏れて圧力が掛からない状態。途中3回目あたりからはオイルシールを強力に接着して抜け防止をしたが、それでもダメ。
定番のヘッドガスケットとヘッドカバー、プラグ、イグニッションコイル、レール圧力センサー、MAPセンサーを交換してもダメ。自分では手に負えないと悟り、BMW専門の整備工場で診てもらい、低圧燃料ポンプとフューエルコンピューターを交換するもダメ。
さすがに乗り換えを検討し始め、最後の足掻きとして別の高圧燃料ポンプ(メルカリで激安の中国製)を試したところ、なんと直ってしまったかもしれません笑
高圧燃料ポンプ単体が悪かったというよりはおそらく低圧側も不具合を起こしており、高圧側に常に過度な負担が掛かっていてすぐに故障していたのかもと推測します。もしかしたらプラグやイグニッションコイルなども複合的に作用して故障していたのかもしれません。
不具合が解消されてまだ4日目なので安心するには早いですが、ここまで苦労したので、もう簡単には降りられないかもしれません笑