かずさんが投稿したカスタム事例
2025年10月03日 08時46分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
今回はバイト先から依頼でスズキのMRワゴンのダイナモ交換の仕事が入り作業します。MRワゴンというので何か嫌な予感はしていたのですが予感的中でMF22SのMRワゴンでした😥
嫌な予感というのは初期のMRワゴンは隙間からダイナモが取り出せるのですがこの型(ワゴンRではMH23辺り)から物理的に隙間から出せません😣
写真は他サイトからの拝借ですが色々調べても大体メンバー下ろすかドラシャ抜きが殆どです。
まあドラシャ抜けばこんな感じで隙間が出来るので楽に出せますがATオイルを抜かないといけないのとドラシャを取り付けるときに気を付けないとシール交換のおまけが付いてきます😓
取り敢えずダイナモをエンジンから外すところまで作業をします。
バッテリーのターミナルを外してベルトカバーを外します。
支点のボルトを外そうとしたらボルトがフレームに当たり抜けません😱
なのでベースごと外しダイナモとベースを分離します。
物理的に隙間がさから抜けないという写真です。フレームとエンジンの隙間からはどうやってもぬけません。この時点で抜くならドラシャ抜きしかないですね。
でここで一服しながら他サイトでドラシャ抜き、メンバー下ろし以外のやり方を検索。
検索の結果1件ドラシャ抜き、メンバー下ろし以外のやり方がヒットしたのでその方法でやることにしました。その方法はリヤのエンジンマウントを外す方法です。
ミッションの問題無さそうな下部に鉄パイプ等を当ててエンジンマウントをステーごと外します。
作業はリフトにかけてしているのでリフトをエンジンが後部がダイナモが抜けるギリギリまで徐々に上げていきます。そうするとダイナモがドラシャとメンバーの間から抜けました。
検索したサイトにはマフラーフランジとマフラーバンドを外してエンジン後部を一杯迄上げてしていましたが現車はフランジボルトの腐食で固着し緩まないので外さずエンジン後部を下げる方法でやりました。
こんな感じで抜けました。
今回はリビルトではなく中古を使います。
上が中古で下が外したダイナモ。
外したダイナモは黒い汚れが出ています。
ダイナモを押し込んだらベースのカラーを内側から外側に内側が面いちになる迄叩き出しておきます。これをしておくとダイナモに付けやすいです。
外したリヤエンジンマウントを取り付けていきます。検索したサイトでは取り付け時ネジ穴がなかなかステーの穴と合わないと書いてありましたがエンジンマウントの固定ボルトを完全に締めなければ楽に合わせられます。
ダイナモにベースを取り付けえにダイナモを取り付けます。
ベルトを張りベルトカバーを取り付けます、
各部取り付けを確認し問題なければバッテリーも交換しターミナルをつけます。
チャージテスターは持っていないので普通のテスターで簡易チェックします。
エンジン始動前で12.67vです。
エンジン始動後で14.55vです。チャージ電圧はいいですね。
以前MH23でダイナモ交換で一苦労して交換した事があり今回の作業で楽な方法を見つけましたが余りやりたくはないですね😥