ジムニーのシートヒータースイッチ・釣り・シーバス・川鱸に関するカスタム事例
2025年06月05日 17時04分
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シートヒータースイッチのカスタムといつもの釣りの話。
フロアコンソールボックスの取り外し。
両サイドのクリップ2個を外して上に持ち上げ、ドア内張りに使われているものと同タイプのクリップ1個でフロアに固定されているだけ躊躇なく持ち上げて外す。
コンソールボックスをサイドブレーキからずらして持ち上げ、シートヒーターSWのカプラ外し。
シートヒータースイッチ摘出完了。
これは結構固い、両サイドのツメ部分に隙間を作る為に差し込んでおくモノ…廃棄予定のトレブルフックが傍にあったのでそれを差し込みツメから浮いた状態にしてピックツールを掛けて真っ直ぐ引き抜く。
付け替えるのは5㎜砲弾型LEDの白。
だいぶ前に購入したものでこれと同じ型番は現在エルパラさんでは取り扱いが無い製品です。
別物の白い5㎜砲弾型は取り扱いあり。
足をカットして純正と同じ高さにして部品に直ではんだ付け。
全て白に打ち替え。
スイッチONでシートヒーターを通電させるとオレンジ色になる大元はコレ。
画像中央にある薄いオレンジ色の部品、これを透過して小窓に光が出る。
オレンジ色の部品を抜いてしまうと、何もなくなり向こうが丸見え状態。
その部品を外した丸見え状態のスイッチにコレを使う。
釣りに使うPEラインの巻かれていた空きスプール…。
ご覧になってる皆様の頭の中は…何を言ってるんだと?マークで一杯の事だろう…。
捨ててしまう言わばゴミの空きスプールをリューターでカットして削り出す。
取り出したオレンジ色の部品と同じ複雑な形にする必要はない、微調整しながら何度かスイッチ裏に嵌め込んでみよう、ギチでハマって取れなくなる寸法まで削り&嵌め込みの繰り返し、で脱落しない寸法に仕上げる。
スイッチ裏にしっかり嵌る寸法に仕上がったらタミヤのクリアレッドを数回重ね塗り。
これでスイッチをオレンジ色から赤に変える。
塗料が乾燥したらスイッチ裏に嵌め込み完成。
接着剤等は不要、バラして構造を見て嵌め込んでみれば解るがこんな簡単な造りでも絶対に取れる事はない。
全く同じシートヒータースイッチが使われているスズキのクロスビーにもこれと同様のカスタムをして既にかなりの年月が経っているが全く不具合なし、当時のまま今もLEDは点灯し使えている。
光量のある白なのでかなり明るい、そのおかげでサイドブレーキ周辺が明るくなる。
SEIWAのコンソールトレイを使っているのだが白のLEDにこのトレイ付近がほんのり照らされるのでここに置いてある小物類が夜間でも視認出来ると言う偶然の産物。
これで車内の純正LEDの変えたい部分は好みの色に全て変更完了。
さて、ここからは毎度お馴染み最近の釣り。
利根川水系の夕マズメ、日が傾きトビケラとカゲロウの大量のハッチが起こる、今ここにヤマメやイワナがいたならボッコボコにライズしているタイミングだろうが川鱸の反応はない。
ライト無しではルアー交換も厳しく他魚種の釣り人はとっくに帰って誰もいなくなり暗闇が降りてきたタイミング、僅かな時間にだけ突然ここの川鱸は釣れ出す。
詳しく書かないし、一応断っておくがここは橋脚下などの明暗を作り出しているポイントではない。
それまで散々叩いてルアーを通した場所、普通ならスレきってもう反応は得られないだろうに釣れてしまうのは別の場所に隠れていて今ここに捕食の為に入って来たからだろうか?ならば今までどこにいたのか?
釣れなかっただけでまさか最初からここにいたのか…?
そんな事を考えながら釣りをしていてこのポイントで釣れない、釣れたを経験し幾つかの「ここで釣れる日の条件」に気付いた。
仮説でしかないが水位やベイトなど条件が重なる今日は釣れるハズの日、期待値大のそんな日に三度そのポイントに立ち、釣りをする事が出来た。
いずれの日もやはり日没寸前では全く出ない無反応の確認が出来た、来たるそのタイミングまで投げても無駄、キャストは控えてスタンバイ、日が沈み完全に暗くなった今からだろうと言うタイミングで釣り開始。
前回までに反応があったルアーの幾つかをローテーションして僅か数投でヒット。
やっぱり下流から入って来た、どこからここまでどの位の距離を上がって来たのか知る由もないが入って来た数匹を釣り時合い終了、時合いの終わりと言うよりそもそもここに入って来る魚がもういないので自動的に終了になっている可能性の方が高いが毎回いいとこ20分から30分の時合い、その読み通り三度とも鱸を獲る事が出来た、これがここの稚鮎パターンなのだろう。
鱸の口の中には食ったばかりの稚鮎が入っていた。既に稚鮎を口にしている事もあってかそれ程ルアーにセレクティブではない、日によって反応が得られるものは違ったがいくつか試すとその日の当たりがある、それが目の前に流れて来れば鱸はひったくって行くようだ。釣れる鱸は皆、傷一つない銀色で美しい、とても海無し県で釣れた魚とは思えない程に…。
塩水くさびが入る河口付近に比べたら極端に鱸の数が少ない海よりも遙か上流の清流域、結果を出す事が出来たと同時につくづく鱸釣りはベイト有りきの釣りなんだなと思い知らされた稚鮎パターンだった。
そろそろ稚鮎の纏まった遡上も終焉を迎える、また来年もここで狙い通りに稚鮎に着いた鱸が出るのか今から楽しみだ。