カプチーノの義足・運転用義足ver.6.0・自作義足・カーボン・ワンオフに関するカスタム事例
2026年03月17日 23時39分
静岡県西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。 2025年8月、右足を切断しました。 医者主導で作る義足が自分には合わなかったため、最近は自分の目的に合った義足作りなんかを楽しんでます。
いろいろ考えつつコツコツ進めてる自作義足「運転用義足ver.6.0」。
かなり形になってきました。
一応書いておきますと、今回のver.6.0は、カプチーノでイベント参加時に、運転席から車の後ろまでの移動と車椅子の積み降ろしが少しでも楽になるように、ってのを主目的作りはじめてます。
ある意味カプチーノ用パーツ?
ただ、ハイエースやキャンバスにも対応予定です。
まずは前回までの状態。
運転時のアクセル操作性は最初に作った自作義足、ver.1.5と同等です。
運転に特化したver.4.2と比べてしまうとイマイチです。
理由はすぐに解りました。
ver.1.5、6.0共に歩行を想定しているから。
1.5は上手くいきませんでしたけどね。
真横から見ると解りやすいかな?
自分の右足は13年前の事故でヒザもやられてまして、ヒザが伸びきらないのもあって、爪先を少し上げる感じ?足首が鋭角な感じ?にしないとまともに歩行出来ません。
このせいで運転姿勢ではかかと位置に対して、
カプチーノだとアクセルペダルが遠く、フロアの凹(ジュータン撤去済み)の前の方の、凹が浅くなるところにかかとが当たってるようです。
ハイエースではアクセルペダルに当たったところでかかとがフロアに当たってしまってるので、足の上下でのアクセル操作が出来ず、腰の回転でアクセル操作する感じになってます。
まあ、ほぼ右足切断前と同じですが、最近の操作性の高い運転用義足になれてしまうと、改善せずにはいられません。
ということで、改善です。
まずは足先の軟質部分をばらしました。
そして硬質部分の前をカットしました。
そして3mm厚のフルカーボン板をこんな感じに切り出して・・・
これでほぼフルカーボン板は使い切った感じです。
が、義足作りには素晴らしい素材なのでまた買うかも。
短くなった硬質部分に蝶番で固定しました。
180度動かすとこんな感じに。
ここから先はいろいろ考えながら作業を進めてまして、作業途中の画像がありません。
ということで・・・
ラジコン用サスペンション装着!
今回のメイン改善部分を全体的に見るとこんな感じです。
ヒザを固定するパッチン?を利用してます。
そしてレバーを下げると、サスペンションが伸びて、爪先が下がります。
真横から見ると・・・
レバーを上げた状態では爪先上がり。
このレバーに対し、サスペンションが伸びようとする力がかかるので、レバーが固定されます。
ので、一応サスペンションである意味はあります。
ちなみにオイルは入れてません。
ショックとしての機能はいらないので、潤滑用シリコングリスのみです。
単純なバネだといろんな方向に曲がってしまうので、伸びる縮むを正確に行えるバネ・・・というとこらからラジコン用サスペンションに行き着きました。
ただ、元々はここではないところに使えるものを考えてのラジコン用サスペンションでして、ここはついで的に使ってみました。
そしてレバーを下げると、爪先下がりになります。
ただ、サスペンションのストローク不足でレバーが下がりきりません。
あと、アクセル操作時にレバーが上に戻りそうかも。
まあ、まずは一度試してみないとですが、足首の角度を手軽に変える新たな機構、まずは形になりました。
ただ、靴がFILAのMBだとかかとが高いので、さらに爪先上がりに。
レバーを下げても爪先下がりになりきらない感じです。
早々に改善が必要になりそうな予感・・・
あともう1ヵ所、歩行面での改善。
ふくらはぎ辺りに樹脂板を追加しました。
運転用義足ver.6.0では、歩行時は立て膝状態でヒザ下に体重をかける予定でしたので、義足のふくらはぎ辺りにはベルトのみにしてました。
しかし、いろいろ試していくと、完全な立て膝にしなくても、ある程度ヒザを曲げた状態で、ヒザの皿の下メインで体重をかけて、ふくらはぎで押さえるだけでイイ感じに体重をかけられることが判明しました。
ので、ふくらはぎをベルトだけではなく広範囲で安定して押さえられるようにお試しで樹脂板を取り付けてみました。
これ、考え方自体は本番義足と同じらしいのですが・・・
ver.6.0ではヒザ上を長く、ヒザを固定していることで他にも体重を分散出来ているようですが、本番義足は実際には考え方と違ってヒザの皿の下への体重のかかりが、分散されてるはずのver.6.0より全然弱かったです。
それが、切断した足先部分にかかってたものと予想されます。
無理して使わなくて良かったです。
ちょっと余談ですが、今回初登場!
FILAのMBです。
黒いのの色ちがいですね。
FILAのMB、なかなか気に入ったので、色ちがいが安くなったタイミングで買い足してたのでした。
歩行テストを屋内で行うのに外で使ってる靴を履くのはイヤなので下ろしてみました。
歩行テスト。
今までで一番安定しているかな?
それでも十分不安定なので、屋外だとやはり片松葉になりそうですが、カプチーノの運転席と車の後ろの移動、車椅子の積み降ろしなら杖無しでも出来るかも。
痛みも今までで一番少ないです。
どうしても少しは痛みが出てしまうので無理はしない方向で。

