ハイラックスのハイラックスGUN125・DIY・MINIZ・ボディリフト・2インチアップに関するカスタム事例
2025年12月01日 21時27分
先日ついに私のハイラックスもボディリフトしてきました!
youtubeやDIYでボディリフトした皆さんの投稿を参考に、整備士の友人と施工したのですが、思っていたよりも時間のかかる大変な作業だったので、気になったところを共有したいと思います。(私はガレージMINIZさんの2インチアップキットを使用しました。)
まず、これは皆さんも言われていることですが、本当に時間かかります💦、
私の場合は朝8時半ごろから始めたのですが、昼1時間、夜1時間程度のご飯休憩を挟み、作業終了したのが23時過ぎごろでした…笑
もちろん前期後期やグレード、オプションによって難易度や要する時間は変わってくるかとは思いますが、基本的にはかなり時間のかかる作業になってくるので時間に余裕を持って行うことをお勧め致します。
ちなみに整備士の友人曰く、難しい作業ではないが時間と手間のかかる作業だとのことです笑
さて、今回のボディリフトを工程ごとに簡単に説明すると…
1 グリルやバンパー、オバフェン、サイドステップなどの取り外し
2 ラジエーターとウォッシャータンクをフリーにしてボディやフレームから切り離す
3 燃料ホースとエアクリのパイプを外しフリーにしてやる
4 プロペラシャフトのガードを外し、ハンドル延長のためパーツを一度取り外す
5 運転席と助手席の足元の樹脂パーツ、リアシートを取り外し、スペーサーを入れる部分のボルトを露わにする
6 ボディ側にジャッキをかけてスペーサーを入れて戻す(この際、フロント運転席側とフロント助手席側を先に施工、リアは後からやらないとボディが干渉するので)
ちなみにフロントにジャッキをかける際は捻れてガラスが割れるのを防ぐためにも前方後方で2箇所にかけて同時にゆっくり上げることをお勧めします。
7 ラジエーター、燃料ホース、エアクリ、ハンドルの延長パーツを取り付ける
8 バンパーその他諸々のパーツを元に戻していく
9 フレームと一緒に置いていかれたリアバンパーの取り付け位置をステーにて上げてあげる。
このような流れになります。
YouTubeで見ていると結構簡単そうにやっているのですが、動画ではわからない難点がいくつもあるので、私的に大変だったところを報告させていただきますね。
•燃料ホースのバラシ&延長ホース取り付け
これほんとにクリアランス無い&奥まったところに締め付けのバンドがあってめちゃくちゃ作業し辛いです…しかもあのボルト簡単にナメます…
そしてインナーフェンダーとエプロンシール?のようなパーツと細かいパーツ全部外してようやくなんとかなりました…ここで2時間くらい消費しました💦
•ハンドル延長
これも中々に手間がかかります。
バラして外すところまではそんなに大変では無いのですが、組み付けるのに結構苦労しました…
あとハンドルの角度が変わってしまうので、ペンで色をつける必要があるのですが、これは絶対白の修正液など、濃く色をつけれるものを用意しておくことをお勧め致します。
赤でやろうとすると汚れや元の色が黒なこともあり、中々ちゃんと色がつかなくて苦労しました。
•ラジエーターの延長パーツ取り付け
これもまたボルトを通すのにかなり狭くて苦労しました…特に助手側がどうやってもボルトを通せなくて、バッテリーを固定しているボルトを外してウォッシャータンクとバッテリーを奥に追いやることで隙間を作って取り付け出来ました。
•工具!!
工具は本当に大事です…ちゃんとトルクをかけれる工具を使わないと硬くて動かないボルトがいくつもある上、手を入れられない程狭いところがたくさんあるので適宜用途にあったものを使った方が良いです。
特に10.12のラチェットとソケット
17.19はラチェットとソケットに加えてトルクレンチもあると良いかと思います。
インパクトやエアーがあると更に楽に作業出来ます。
•スペーサー取り付け
スペーサーを取り付ける際、ボルトとナットはキットに付属したものを使うのですが、ワッシャーとゴムブッシュは純正を再利用します。
しかも純正のボルトに付いているワッシャーは工夫しないと取れません。
個人的にはサンダーを用いて外すのが1番早いと考えております。
•リアバンパーの位置上げ
キットに付属しているステーに四つの穴があり、ぱっと見は等間隔に見えますが、ちゃんと向きがあるので二度手間にならないように注意して下さい。
※自光式ナンバーの場合
自分は自光式なのですが、バンパーを外した際に、カプラーがバンパー付近に全く無い上に他の配線とまとめられており、取り外しがかなり面倒だったので、バンパー付近で一度切り離し、バンパー取り付けの際にギボシにて再度接続し、その上に絶縁テープで保護して戻しました。
配線の取り回しなど面倒な方はご参考までに。
大まかな点はこのくらいでしょうか。
ここまで苦労してやった分達成感はかなりありますし、車高の上がったハイラックスを見るとやった甲斐あったなと強く思えます。
ただ万人にオススメ出来るようなDIYではありません。
相当車をいじるのが好きな方でなければプロに依頼するのが1番だと思ってます。
やってみると工賃がお高いのも納得でした…。
