エスティマの親孝行しようぜ！に関するカスタム事例

肺癌ステージ4の父親に会うべく福岡～東京を往復してきました。

金曜の22時頃に出発して土曜の6時頃に三重県桑名に到着。1.５時間程仮眠して

沼津と

海老名でちょっと休憩し、

昼前に多摩に到着。

余命宣告を受け、間も無く終わりに近づいた父の願いは20年前に別れて音信不通にしてしまった元嫁、つまり私の母に会って直接謝罪したいとのこと。
母も遺恨はあるものの父と同じく、生きているうちに一度会っておきたいとのことだったので、今回の予定を組み、無事に再会させることができました。

病院には3時間ほどの滞在で寄り道もなくそのまま帰路へ。
静岡に着いた頃には暗くなり始めており、

岡崎辺りで疲労がピークに達したので2時間仮眠するつもりが５時間寝てしまい２３時出発の予定が２６時半に出発。

朝５時前に宝塚を通過。

広島に着いた頃には8時前に。

本州の最後、下関に着いた頃には10時。

ここまで来たらもう着いたも同然。急ぐ心を鎮めつつ、最後の力を振り絞って

正午ちょっと前、無事に帰宅。

全2,113キロメートルをおよそ1.５日で走破しました。
どこにも寄らず名産も食べず、旅館にも泊まらず旅行と言える事は何一つしませんでしたが、父も母も再会の実現に感謝してくれ、私も親孝行ができたので人生で最も心に残る旅でした。