タカさんが投稿したジャパン・L28改・3.0Ｌオーバーホール・ミッション修理・クラッチスリーブに関するカスタム事例

さて部品が揃ったのでミッションを直します

まず、2速に入れます（レバーの関係で前に入れる）

バックに入れてダブルガミさせます。（回止）

5速のカウンターギヤを抜かないとバックアイドラギヤが抜けないのでロックナットを削ります

回止をタガネで起こします。
半端にやるとネジ山を潰すので削って起こします。

ナットを外してブーラーを掛けてカウンターギヤと一緒に外します。

右が新品
やはり少しナメてます。

ちなみに、右が71c用厚くなってます。

強化されてます。

ニードルベアリングも問題無し

組み付けます。

上が71c用のベアリング
ボールベアリングから、ニードルベアリングに変わってます。
強化されてます。
これにしてからカウンターシャフトが折れづらくなりました。

バラせるのでインナーを組み付けます。

バックギヤを復旧して組み付けます。

ベアリングを組んで、ベルハンマーを塗ります。

ナットを仮締めします。

ダブルガミさせます

本締めします。

ナットをロックします。

ミッションカバーを組む前に、クラッチのスリーブを測定します。
Ｆカバーを仮付けします。

ベアリングを組んだスリーブ、ホークを組み付けます。
26mmスリーブです

クラッチメンドラと誘導シャフトを組み付けます。

カバーを仮組みします

ホークが前より（エンジン側）てす。
クラッチの程度により前後します。（ダイヤフラムの反り返りにより）
このクラッチはかなりダイヤフラムが寝るので（程度が良い）クラッチ板が減ると（薄くなると）より前よりになります。
カバーに当たってクラッチが滑ると嫌なのでスリーブを短い物に変えます。

スリーブ24mmに交換するとここまで真ん中に来ます。
なるべく前よりが半クラッチが使い易いです。
クラッチスリーブは、必ず設定をします。
前過ぎても、後過ぎても使い辛いです。