ジムニーのオートライトキャンセラー・釣り・スピニングリールに関するカスタム事例
2025年08月28日 17時07分
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数ヶ月も前の話だがオートライトキャンセラーを取り付けた。
訳の分からんメーカーのモノだが現在も異常なく使えているので商品の品質に問題はなさそうだ。
このキャンセラーは自分は必須。
これが無いと非常に迷惑な釣り車だからだ。どう迷惑なのかは後ほど説明する。
純正センサーとの間にこうして割り込ませるタイプ。
先ずは仮で組んでみる、動作確認と同時にこれからどう取り付けするかこの段階でカスタムを想像。
カスタム方法は決まった。
購入したこのキャンセラーはカプラの切り替えでオートライト機能のON OFFが選択出来るタイプ、その切り替えカプラはダッシュの中に収まるので切り替えの際はセンサーを毎回引っ張り出さなくてはいけない、と言う事になる。…非常にめんどくさい。
機能OFFにしたい場面だけOFF、その後はすぐに機能ONにしたい自分にはこれでは使いづらいのでカプラ3つともカットしてAVS線をハンダ付けして延長、スイッチを運転席付近に付けていつ何時でも即座に切り替えが出来る仕様にした。
毎回こんなもん引っ張り出してカプラ抜き差しの切り替えなんてやってられないのですよ。
スイッチ類の追加はコチラへどうぞと言わんばかりにフレームが丸く空けてあるここへ取り付ける事にした。
「インパネドライバロアインサイト」このインパネ部品の正式名称。
ここにステップドリルで穴開け。
ただスイッチを埋めただけでは味気無いのでギターのピックアップセレクター、トグルスイッチのカスタムパーツを流用。
Hell Guitars社からスイッチワッシャーの名で数種類の柄が売られているがその中から選んだのは この「BULLS EYE」
成功、的中、大当たりの意味を込めて。
真鍮製、これをワッシャー代わりに。
Bull's-eye! …命中!
シマノの磯竿、ブルズアイからではない。
Bullseye! Bullseye! Bullseye!
映画トップガンからだ。
この当たり前だった操作が釣り車に必須な理由はこれだ。
ナイトゲーム、河川やサーフ等のポイントへ入った際にこれから釣りをする水面をヘッドライトで照らしてしまうとどうなるかご存知だろうか。
照らした先に数百単位のベイトがいれば光に驚いてそりゃもう大騒ぎ…雨でも降っているかのような水面になる。
これから釣ろうって魚もプレッシャー掛かり警戒モード、釣りをする前から釣りが難しくなること必至。
照らした先に先行者の釣り人がウェーディングでもしていたら…
想像しただけでも恐ろしい…。
自分なら殺意を覚える、なので水面を照らさぬようにライトはOFFにする。
水面を照らさないこのライトオフ、光軸はあえて下げてある手前を照らすフォグランプのみに切り替えるのは自分の為、他の釣り人の為でもあるのだ。
釣りの話。
8月は 地震だ津波だ台風だ といろいろあり一度だけ短時間のアジングに出掛けた。
先ずは刺身で頂き、残りはサクッと3枚おろしにしてひとくちアジフライ。
普段は全くやらないが、たまには料理もするのですよ。
見よ、このブサイクなアジフライを。
見た目はイマイチだけど美味しい。
そして釣りに行かない日は道具の手入れ。
アジ釣りジグ単専用リール、気になる巻き感を改善すべく分解。
スプール上下死点での異音、と言うか、手元に伝わるコツコツと言った微振動…。
ウォームシャフトかシャフトピン…
先ずは明らかに足りてないだろってクリアランスのウォームシャフトのケツにシム追加。
0.1㎜と0.2㎜を追加、それでもまだこの状態で更にシムを追加出来るがキツキツに追い込まずこれで組んでみる。
シャフトピンはその後の巻き感で調整の是非を判断。
折角、全バラしたのでフルオーバーホール。
ベアリングはオイル漬け。
各ギアにはIOS FACTORYのギアグリス。
このグリスはごく薄く「塗る」程度で十分だがこのアジングで使うリールは巻きをもう少し重くしたい、デッドスローで一定に巻くのにスルスル回るのは疲れるのですよ。
通常よりグリスを多めに「載せて」組み込み。
シム追加とグリス添付が上手く行って手元に伝わるあの感覚も消えて改善。
この辺りで良しとしよう、安いリールに高級リールのような使用感を求めてはいけない。追い込んだところで追いつかない、それを求めるなら初めから高級リールを買おう。
(そう自分に言い聞かせているかのようなセリフ)
コアソリッドのこのリール、ハンドルが慣性で勝手に回るのをかなり抑え込んだヌメっとした巻き重りに仕上がった。こんなの好みなのは自分だけかも知れないが、一定速度の超デッドスローで扱う際には自分はすごくこれが使い易いのですよ。
シマノリールに竿はダイワの月下美人…
超絶ブサイクな組み合わせだけど…。
この510UL-Sとのバランスはバッチリ、アジ釣るにはこの竿楽しいので好きなのよ。