コペンのアヒル待ち・沖縄・昔話・楽しいコペン・旧車に関するカスタム事例
2019年03月21日 19時27分
一時期、板金塗装の仕事を役30年以上経験しましたが、ハンマーを放しパソコンと睨めっこの毎日で業界辞め、別の職種で活躍してました。50過ぎのオッサンになり、「好きな事をやりたい」の決意で微々たる設備通しで小さなブースを間借り。再生屋として。デザイナーとして。放送作家として。を生業に楽しむ腰痛おじさんです。。
ゴールデンウィーク後あたりから梅雨入りする沖縄。。
日曜晴れたら良いなぁ。。オープンでまたクルージングしたい。。。。
まだアヒルさんのアクスル届きません。気持ちイライラではなく、ワクワクに変えて待ちますか。
ノーマルても楽しいコペン 。購入に迷う自分に、コペン乗りから言われました。「迷ってるなら買いだよ!(笑)」ってね。本当。。コペン オーナーになって良かった。😊
さて。昔ネタですみません。(笑)
ニッサン サニーに搭載されてるA12エンジンです。
数十年放置、いや。既に鉄の塊のスクラップ扱いの代物から摘出したシリンダーヘッドです。
お客さんの持ち込みでしたが、明らかにオーバーヒートで少し変形、真っ黒なのは、タペットカバーからのオイル漏れ放置のせいです。
測定結果、0・3ミリのヘッド面研でまだ使えるヘッドでした。
お客さんはとにかくスペシャルを希望してたのでそれに答えるべく、内外のバリと鋳型の砂後処理を。
2種のリューターを用いて、ミカン肌の表面をツルツルにフルポリッシュで仕上げてました。
バルブガイド、バルブシートも打ち替えし、燃焼加工、マニホールドに合わせて排吸気のポート加工。(こちらも鏡面仕上げ) 仕事わかってくれるお客さんでした。完璧な仕上げで見積もりとかではなくかかった費用、言値でニコニコでお支払い。バルブ周りがここまで鏡面だと、スラッジも着きにくいかもです。
これはかなり苦戦しましたが、手を抜かずにとにかくひたすら削りと磨きの仕事でした。
「朽ち果てたシリンダーヘッドのスペシャル仕様の加工賃って、いくらか?」って?(笑)物凄い高いシリンダーヘッドって事だけで勘弁して下さい。(笑)