コペンの再生屋のお仕事。・今回はメタルワークのみ・オッサンの独り言・出来る限り。次にバトンを。に関するカスタム事例
2025年11月09日 16時22分
一時期、板金塗装の仕事を役30年以上経験しましたが、ハンマーを放しパソコンと睨めっこの毎日で業界辞め、別の職種で活躍してました。50過ぎのオッサンになり、「好きな事をやりたい」の決意で微々たる設備通しで小さなブースを間借り。再生屋として。デザイナーとして。放送作家として。を生業に楽しむ腰痛おじさんです。。
皆様お疲れ様です。自身のコペンも来月車検です。
まぁ。。少し車高上げればですが。
これから色々と金額的にもメンテナンス的にも有りますが、車検後の後2年乗りたいクルマです。
来年は中古エンジン入手して細かく細かく見極めて組んで行く予定です。
さて。久しぶりの投下ですが、相変わらずの長文レポートになります。
めんどくさい方はここでスルーでお願いします。
再生屋としての投稿になります。
四角いスカイラインの続きです。
右側のリヤフェンダー下部になりますが、この個体はもうあるあるです。過去に数台こなしてますが、純正の造りがアウターインナーでかなりタイトです。確実に錆びる部分を足します。
ちなみにこの作業は、レストアではなく通常の板金、メタルワークのみです。ご理解の程お願いします。
このハコ形の車両ですが、この部分が必ずと言って言うくらいに「やるべき箇所」になります。
見てくれ綺麗な状態でしたが、少し太ってる状態。サンディングで確定です。
正します。
想像と違う、年式から言えば良い状態。
錆びサビですが。。
個体から言う意見です。
純正の造りが、造りだけに。。やりますよ。
もう既に鉄では無い部位をしっかり見極め、インナーのパネルの一部をカット、作り込みです。
インナーの防錆処理です。しっかりノズル使い裏側も。
新たに造り込んだアウターパネルの内側にあたる部分もしっかり防錆。溶接接合後の内側は、車内内張を外しアクセス出来る位置です。溶接後の処理も考えつつ。
製作アウターパネルの接合から。
サンディングです。直ぐにエポキシ樹脂の錆び止め処理から、乾燥後の味付け、塗装ベースのサフェーサー処理します。
インナー及び、アウターの内側の錆びは100%とは言いませんが除去して現代のケミカルと常識で処理しました。表向きでないインナーパネルの細かいサンディングから、錆転換剤、エポキシ樹脂の防錆処理、アウターパネル制作からフタする前に内側の防錆処理、施工後の室内から内張開けた場所からの内側の溶接防錆処理、アウター側からサフェーサー処理で、パテ作業のベースを造りました。ちなみにこのベースにはまだパテは入ってません。あくまでベースです。
極力パテは入れたく無いですからね。
今回の案件は、あくまでメタルワークのみの作業です。ウチでパテ処理塗装はしません。オーナー様の信頼するショップでパテ処理、ペイントになります。メタルワーク苦手なショップ、「ウチは真新しいボディーパネルの塗装、凹み歪みをパテで」ってショップへの繋ぎになります。
工賃とか色々有りますからね。。メタルワーク、ベースをしっかり整えてバトンを渡します。一台でも多く早く復帰させる為に、そして次のバトン相手の業者さんが苦戦しないようにの作業でした。
着手から20日。次のブースに移動します。
「仕上がりはまたココで見せに来ます!ありがとうございます」
オーナーさんの言葉に「ありがとうございました」です。
ケツに待つ次の案件です。。
ここまで閲覧ありがとうございました。
感謝します。
