CX-60のショックレスリングに関するカスタム事例
2025年09月27日 08時10分
アッパーマウントやシート取付部のボルト・ナットに入れるだけで、振動を吸収すると言われるワッシャーです
マシニングセンターなどの、微振動を排除したい精密工作機械などでも使用されています
以前の2052制振合金を使ったロードノイズ低減プレートは使ったことありますが、廃番になって材質を変えて再販してます
材質は不明ですが、磁石に強固に付くので、ALFEのような鉄アルミ系制振合金かもしれません
マンガン系合金の2052はマンガン73%、銅20%、ニッケル5%、鉄は2%に対して、鉄アルミ系制振合金は鉄92%、アルミ8%で、マンガン主成分の2052の方が高コストです
フロントアッパーマウント部左右計6ヶ所に付けましたが、作業は必ず1本ずつ行います
締付けトルクは53.5Nmですが、手締めでの締め過ぎに要注意
運転席側は簡単ですが、助手席側は邪魔な物が多くてアクセス性が悪いので、ナットやワッシャーを落とすリスク回避のため、エアクリボックスは外した方が良いでしょう
念のためマグネットピックアップツールを併用しました
ショックやサスは元のままなので乗り心地が変わることはありません
以前の2052制振合金を使ったロードノイズ低減プレートで感じたように、ザラついた路面でのステアリングに伝わる振動が減少し、尖った入力がマイルドになる感じです
乗り心地ではなく、乗り味が良くなると言った方が正しいでしょうが、過度な期待はしちゃダメです
少し前までは入荷即完売でしたが、需要一巡したのか即納になってます
付けると見えませんが、ナットフランジが浮きます
助手席側はサクションパイプやらが邪魔なので、エアクリボックスを外すのが良いでしょう
1枚約700円