NISSAN GT-RのGTR・R35・オリジナルバンパー・ワンオフに関するカスタム事例

今日もオリジナルバンパー製作の続きをしてました。

まずは左右どちらかの形を、現車に合わせながら決定しそのようにカットします。

次に、そのカットした片側にマスキングテープを貼り、形の通り切ってそれを反対側のパーツに裏貼りして、そのラインに合わせてカットします。

これで左右の形が一緒になりました。
ここが大切で、同じ形でないと、純正バンパーに埋め込む際に左右対称になりません。

次に内側のダクトとくっつけます。
まずは表側をマスキングテープで仮止めして

裏面を、後で接着剤が乗りやすいようにペーパーかけします。

次に網を3cm幅の必要な長さをカットして

ここに貼り付けてパーツを接続します。

やり方はこのようにハンダコテを使い、バンパーの素材を溶かして網を埋め込むことで２つのパーツをくっつけるテープがわりにするわけです。

網の面積全てを溶かすとこんな感じになります。

最終的にはこの上を覆うように2液混合接着剤で固めます。
その際、このハンダコテで作ったウロコ形状が接着剤と噛み合って強度が出ます。

表を見るとこんな感じに。
最初に両端と真ん中3箇所を溶かしてそれから全部溶かしていくわけですが、その3箇所を溶かす時に表面のツラが合うようにしないと、裏ばかり意識して頑張ってやり遂げ、表返すと段差ができていて取り返しがつかなくなります。

ここまでの作業を左右とも終わらせます。

出来たパーツをバンパーに合わせてみて、バンパーのカットする大きさを決めて、マジックでけがいて、そのラインに合わせてカットします。

一気にカットして、大きくカットしすぎると取り返しがつかなくなるので、何度も何度も合わせては当たるところをカットし、それを繰り返しているうちに、この大きさになりました。
実際まだ細かな調整は必要ですが、今日はここまで。

なんとかハマるところまできました。
反対側は次回です。

反対側はまだ開けてないので当てがって見ただけです。
大体イメージ通りに進んでます。
でもこれからが大変。
純正バンパーの形状に合わせて、パーツを炙りながら変形させて、面を作っていき、そのあとバンパーと接着です。まだまだ先は長い！😅

本日の作業時間6時間