CR-Xのウィンカーレンズ修理に関するカスタム事例
2025年10月26日 16時27分
10月は少し忙しかったり天気が悪くてあまり遠くまでドライブ出来てません。
その代わり合間にガレージ内の片付けをしていますがアクシデントが発生しました。
自分の不注意で積んであったコンテナボックスを倒してリア周りに崩れてきました。その時にバキッと音がしましたが薄暗かったこともありその時は特に傷ついた様子は見られませんでした。
しかし後日少しドライブしようと車を外に出してシャッターを閉めている最中にリアウインカーレンズが割れていることに気づきました。
貫通した割れと裏側のみ割れている箇所がありました😞
少し離れた場所から見ても割れが目立つのでこのままでは車検は厳しそうです。当たり前ですが新品部品は出ないので予備の中古に交換する方法もありますが、今回はとりあえず割れが目立たなくする程度の修理を試みました。
今回は貫通している割れのみ修理します。裏面は殻割しないと難しそうなのとあまり目立たないので手は付けません。
まずはルーターで表面の薄割れを削り取って、削った場所や境を400〜600番ぐらいの耐水ペーパーで慣らしました(写真は削り途中)
削り終わったら割れを埋めていきます。
元々持っていたBONDICは保管状態が悪かったのか液漏れしていて品質に不安だったので、今回は新たにアマゾンで手芸用のUVレジン液と適当なUVライトも購入しました。
液はハードタイプで割れに浸透させたいので低粘度を選んでみました。
余計な場所に付着しないよう割れの周りを簡単にマスキングしました。
そしてガムテープを貼った別の場所にレジン液を垂らして、液を爪楊枝に少し付けて割れ箇所に表面張力で少し盛り上がる程度まで液を滴下します。
その後は割れ周辺を何度か軽く押して撓ませて液を浸透させます。すると割れが見え難くなってきます。
ある程度液が浸透したと思ったらUVライトを2分ぐらい照射してレジンを硬化させます。
硬化出来たら400→600→1000→2000と耐水ペーパーで削り、最後はピカールとバフで磨いて完了です。
光の向きや加減で補修境が見えることがあるので本当は最後に2液ウレタンでも吹けば綺麗に仕上がると思いますが面倒なので今回はやりません。
という訳で今回は補修の出来栄えを確認するため近所をドライブしてきました。
近づいて見れば裏面からの割れは僅かに見えますが貫通していた割れは殆ど分からなくなったと思います。昔からある他の細かい割れや傷に紛れていると思います。ユーザー車検なら問題ないでしょうかね。
あとは耐久性がどれだけあるか様子を見てみよう。
