BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年08月20日 08時05分
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おはようございます
夏はまだ終わらない、、、
カセットテープ再生の探究の新たなステージに笑
最近分かったのは、、
最近というのは、回路シミュレーションでアナログ音声回路での歪みは不可避であるということが分かったことだけど
コイルとコンデンサが絡むと、数式的にはさっぱり理解できないが、微分・積分回路が入ってきて、
直線的な増幅には決してならないということ、、
に対して、
カセットテープの磁気信号を取り出して増幅する過程では、元の信号がハイ上がりであるために基本ローパスのイコライザーカーブをかけて増幅することになり、
このイコライザーカーブをかけるにはコンデンサーが必ず絡んでくる
(もちろん抵抗とセットで)
なので、アナログのイコライザーは音質が落ちることは不可避、、
そこで最近のカセットテープが再生出来る機材は、磁気信号を取り出したあとすぐにAD変換をしてDSPに入っていく
そこで調整されて再生または、USBなどデジタルでの出力にもなっていく
これはこれで一つの合理的な再生方法だと思うようになったけど、
アナログ音声データをオーディオとして楽しむなら増幅はアナログにこだわりたいというのがある
前置きが長くなったが
少し探したら冒頭のホームカセットテーププレーヤーが見つかった
LINE出力までの行程は、
最初にオペアンプを使ったイコライザーアンプ回路
そして
ドルビーノイズリダクション回路付きのアンプ回路
これを経てラインアウトになっていた
80年代前半、親に買ってもらったコンポのカセットテープデッキでは、ドルビーのオンオフがあった
記憶では、オフの方が音がより鮮明だが、SNが良くない、
オンにするとSNは良くなるが、音がどこか篭ってる、という記憶だった
話もどって、
自分が、これまでいじってきたダイハツ純正デッキの心臓部では、
上の2段階に相当するのを一つのICで完結させていて、
信号のレベルでは
0.6mVrmsから、300mVrmsにまで増幅していた
500倍である
スピーカー駆動するにはここからさらに50倍くらいは増幅したいところ
このくらい増幅すればそりゃSNは落ちるわなっていう話ではある