タカさんが投稿した71C・ミッションオーバーホール・L型エンジンに関するカスタム事例

純正部品が入荷して来たので、組付の準備をします。
メインドライブシャフトのベアリングを抜きます

ベアリングプーラーを使ってプレスで外します

カウンターシャフトの前後のベアリングも外します

71Cの最大の利点です
シングルコーンとダブルコーンの違いです
R32は、2Ｆ.3F
S13.14は、2Ｆがダブルコーンになってます。

バラすとこうなってます。
シングルディスクブレーキとダブルディスクブレーキの違いですかね^_^
ダブルコーンの方が良くギャのスピードを落として入り易くします。
2Ｆなどにシフトダウンした時回転合わせなくても「スコッ」と入ります。

洗浄、点検したメインシャフトを固定して3Ｆを組みます。
シンクロ、セレクトリングを組んで、サーククリップで固定します。

4Ｆメンドラを固定して組んだメインシャフトを載せます

シンクロの新旧です。

汚れてはいますが、シンクロの歯は傷等は無いです
今まで何十機もバラしましたか、シンクロの欠けや変形は無かったです。
しかしオーバーホールなので、新品にします。
何万kも使った部品ですからね

2Ｆ.1Fと組み上げます。

チェックボールを入れてワッシャーを取り付けます

この状態でカウンターシャフトを抱かせます。
ミッション側の準備完了です

センタープレートのベアリングも抜きます。
固定プレートを外す為ににトルクスのＴ40をインパクトドライバーで緩めます。
回止加工してあるのでガッんとやります

プレートとバックシャフトを取るとベアリングが見えます

大ハンマーで一撃です

新品ベアリング一式です

センタープレートに打ち込みます。
軽くアウターレースを叩いて入れます

カウンターシャフトのベアリングも打ち込みます
かる〜くね^_^

プレートを付けてインパクトドライバーで締めます

回止加工します。
ネジロック剤もありですが、あまり塗ると取れなくなるのでポンチにします

こんな感じて打ちます
これで準備完了です
次回は、センタープレートとミッションシャフトを組付ます。