スイフトスポーツのハヤッコ🐴さんが投稿したカスタム事例
2025年06月01日 00時59分
手洗い洗車勢の朝は早い。
週末とはいえ、流石に朝イチで手洗い洗車する人はそういないだろうと思っていたら、考えが甘かった。
高圧洗浄機は残り1台しか空いておらず、かろうじて利用することができた。
むしろ朝イチの時間帯の方が客入りが多く、帰るころには僕ともう一台しか残っていなかった。
学生と思しき男の人が、ミニクーパーでやってきた。
彼は備え付けのバケツに水を汲み、車体に水を浴びせて車を洗い始めた。
もしや高圧洗浄機を利用するお金が無いのだろうか?
いいかい学生さん、高圧洗浄機をな、高圧洗浄機をいつでも使えるくらいになりなよ。
人間、それがサイコーニチョードイイホンダ!
すみません、調子にのってしまいました。
スイスポよりミニクーパーの方が断然高いです。
なんなら僕のこれまでのカスタム、全額足してもミニクーパーの下のグレードの方が高いです。
高圧洗浄機を使うお金が無いとか、勝手に妄想してすみませんでしたー!(土下座)
——などと考えているあいだに、彼は車を洗い終えて洗車場を後にした。
帰り途。コイン精米機の前に一台のスイスポが停まっているのを見た。
車の中から女の人が降りてきて、今まさに、米を精米せんとするところだった。
なんだろう——情報量が多くて、これだけで物語が生まれそうだ。
奇しくも、スイスポの生産終了から日も浅く、米不足と米高騰の真っ只中のタイミング。
「米とスイスポと女」というタイトルで、短編の映画か小説かなにか作ったらきっと面白そうだ。
——って、ニッチすぎてあんまり需要なさそうだけど…。