アルトバンのHA25・HA25V・GPI++・ギアポジションインジケーター・アルトバンに関するカスタム事例
2025年10月28日 02時45分
急に寒くなりすぎだろ。
私たちの秋を返せ、葉が青いまま寒くなるな()
さて、今回も
ずーっと付けようと思ってあっためていたパーツになります。
かねてよりナビパネルにレスパネルを使用してオリジナルで製作していた当マシンですが、右上に敢えてスペースを設けていました。
その理由はこちらを付けたかったため。
これは、「黒っ9」様という天才がお作りになられた
【GPI++ ギアポジションインジケータ】
という製品(以降「GPI」と略させていただきます)
車種別で
・ギア比
・回転信号パルス
・車速信号パルス
を事前に黒っ9様に伝達し、
プログラムを組んで頂く事で、
ブリッピングやヒールトゥ等を多く使用する環境でも、誤表示を起こしにくい
(というかほぼ起きない)という素晴らしいシロモノ。
しかも安い、万しないんですよコレ。
永井電子からウルトラなんちゃらインジケータが出てましたが、
おもちゃみたいでマジでダサいのでスマートにインストール出来るこちらが絶対に良かったのです。
付属のカプラーがついてきて、本体後ろに差し込みます。
・アクセサリー
・アース
・車速信号
・回転信号
この4つで成立します。
配線作業も至って簡単。
しかし唯一のデメリットと言いますか、本体サイドがツルッとのっぺらぼう。
機能させることは簡単ですが、車体への固定方法に悩まされました。
そこで、3Dプリンタでなんでも作っちゃう知り合いのラリー屋さんに相談。
こんなモノを作ってもらいました。
上の物が裏側固定カバー
コレが本体表側のカバー。
3Dプリンタの段付きは紙やすり等で軽く削るとなだらかになります。
自分はあえてそのまま付けました。
当車両は背面が黒なので未塗装のまま使用しますが、内装カラーに合わせて色を塗れば純正のように自然に取り付けも出来ます(多分)
ただし、
平らなパネルの場所のみですが()
じゃ、インストールしていきましょう。
まずはレスパネルの取り外し。
車載のまま作業は流石に無理です。
穴あけ予定位置にマーキングをして、内側をドリルでチマチマ穴を開けていきます。
こういうのは勢いが大事と死んだ婆ちゃんが言ってました。
割と大変な作業なんすよ。
ミスれないし、切り粉まみれだし。
しかし、仕事以外の何かに没入すると言うのは良い事だと裏に住んでたおじ様も言っていました(捏造)
だいぶ穴が広がってきました。
ここからヤスリで表側カバーが入るサイズまで削っていきます。
本体サイズくらいまで広がりました。
本体は入りましたが、表カバー分が入るまで削らねばなりません。
もう一息です。
地味に時間がかかります。
カバーが入るようになったものの、斜めだったりして微調整で削り削り...
広げ過ぎるとカバーで塞げる範囲から穴がはみ出て恥ずかしい事になりますので、細心の注意を払いつつ、かつ大胆に削ります。
裏側カバーはこんな感じで取り付け、
ボルトナットで締め込んで固定します。
ツルッとのっぺらぼうを逆に利用した
この固定方法、私は思いつかなかった。
やはり普段から3Dプリンターを使ったり設計に関わってる方は閃きが凄いですな...
隙間調整でマスキングを一周貼りました。
無くても良いんですが、貼るとよりきっちり噛み込みます。
無事に車体への取り付け完了です。
ちなみにGPIにはLEDが明る過ぎる対策で、黒目のシートが表面に貼られてます。
付いてても結構明るいので、自分は剥がさずそのまま使用してます。
動作はこんな感じ。
CARTUNEさん、いい加減動画の再生時間30秒から増やしませんか?
時代遅れっすよ、古のアメブロだってもうちょい長い動画貼れたぞ。
ちなみにシフトの判定は15km/hを超えた時点からのスタートとなり、
それまでは「n」表示です。
動画に入りきってませんが、
ブリッピング、ヒールトゥ操作時もクラッチを繋いだ瞬間にビシッと正しいシフト表示をしてくれます。
永井電子製を経験したことがあるんですが、びっくりするくらい遅いし精度悪いんです。
アレと比べたらまるで別物ですね、間違いなくこちらの方が格上です。
HA25アルトの
車速信号と回転信号の各パルスは
車速信号:4
回転信号:1.5
でした。
車速信号:4はすぐ分かったのですが、
回転信号のパルスは調べても調べても、
そんなん書いてくれてる有識者なんてもちろんおらず、
JIS規格が1.5だからと当てずっぽでプログラミングして頂いたらたまたま正解でした。
ちなみに回転信号取る場所を散々間違えていた挙句、
「パルスが違ったかもしれなくて動かない動かない」
と販売主の黒っ9様にはだいぶご迷惑をお掛けしてしまいました...
確認用のパルスチェッカーまでお貸しいただいたのに、結局取り出す場所間違えてただけという失態。
顔から火が出そうでした()
インストール後のインパネはこんな感じ。
やっともの寂しさが無くなってきました、
レーシングパネルって感じでは無いですけどね。
ちなみに回転信号の取り出し場所は有名なんで割愛しますが、車速信号はこのカプラーです。
紫の配線を探してください、
それが車速です、ここから配線取り出してギボシ作るのはかったるすぎて、自分は🦀を噛ませました。
あんまり良くないです。
不具合の元ですから...
なんにせよ、とりあえず無事にHA25にもGPIが付きました。
情報のない車種へのインストールは手探りで大変ですが、コレで同年代(MH23ワゴンR)のMTとかもインストール可能と思います。
気になった方は是非
「黒っ9 GPI インジケータ」
で検索してください。
ご本人様のみんカラ記事に詳しい製品詳細&問い合わせフォームがございます。
最後に、取り付けに際し終始丁寧に対応して下さった黒っ9様に改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
