アルトバンのSIRAKOBATO超理論・リアウイング・コアンダ効果・スイングバイ・悪亞変態同盟に関するカスタム事例

ミルクさんのアクアのリアウイングの位置

本当に絶妙な位置で
ウイングによる抵抗(ドラック)を少なくし
ダウンフォースを稼ぐ

そんな場所に リアウイングが
取り付けられているのです

※悪亞変態同盟のタブをクリックすると
ミルクさんの記事が見られます👍

横から見るとこんな感じ

天井から一番高い位置より
低くつけられていて

ウイングの先端は
ボディの後端部から少し離していますね

これでは ウイングに
あまり風が当たらなく

よく 皆さんが 取り付けている
GT ウイングのような
ダウンフォースが稼げないのではないか

と思われますが

実はそうではないのです

まずは
この取り付け位置の空気抵抗についてですが

基本的に空気抵抗というものは
前面投影面積ですので
この 天井 より下につけられたウイング

前面投影面積をあまり増やさないので
空気抵抗(ドラック)が少ないですよね

そして ダウン フォースに関してですが

リアの角には後面に 負圧が起こるため
その角には曲げられた空気の流れが起こり
斜め後方に力が発生する

このようなコアンダ効果 が起こる
と説明してきました

それに加えて
この曲げられた空気は
空気の粘度により

下側への動きが起こるため
スピードがアップするのです

スピードのアップした力は
エネルギーの法則によって
2乗の力が生まれている

強い力の空気の流れが起きているのです

その速くなった空気の流れを利用する

つまり 後ろの角から少し離れた部分に
ウイングを取り付ける

そうすると
ウイングの下に速い空気の流れの
曲がりが起こる

下側にコアンダ効果 が起こるのです

その力は空気のスピードの2乗で強まるので

強い下側への力が発生するのです

つまり 強い ダウンフォースが発生する

圧倒的な速さで
GＴP クラスを消滅させてしまった

トヨタのイーグル ＭｋⅢ

そのリアウイングの取り付け位置は
今回紹介したような 取り付け位置 です

サーキットによって違いはありますが

高速 サーキットの場合
上の写真のような 取り付け位置

ボディの前面投影面積を少なくし
ダウンフォースを稼ぐ
そのような 取り付け位置 なのです

リアのウイングをつけても
燃費の低下を最小限に留めたい

そのようなチューニングをする場合

ミルクさん の リアウイング
非常に参考になるはずです😊😊👍