2025年11月05日
Nワゴンにおすすめのスタッドレスタイヤ3選!
Nワゴンの純正タイヤを基準に、おすすめのスタッドレスタイヤをピックアップ!冬が始まる前に準備をしっかりしておきましょう!
スタッドレスタイヤの買い方
スタッドレスタイヤ購入の際、様々な商品があり選択肢が色々あるため迷ってしまいますが、まずはじめに決めなければ行けないのが次の点。
スタッドレスタイヤを購入する際には、ホイールセットとタイヤ単体のどちらかを選ぶ必要があります。
- スタッドレスタイヤのみを購入してタイヤを交換するのか?
- スタッドレスタイヤとホイールのセットを購入して交換するのか?
このページでは「スタッドレスタイヤのみを購入して既存ホイールに組み替える」場合のポイントをまとめます。
スタッドレスタイヤのみを購入すればタイヤの費用だけなので安く済むのですが、組み換えが年2回発生するなどのデメリットもあります。そこではじめにそれぞれの場合のメリット・デメリットも確認しておきましょう!
組替え費用
タイヤの組替えとは同じホイールを利用して、タイヤのみサマータイヤからスタッドレスを交換する場合などをタイヤの組替えと言います。
スタッドレスタイヤのみを購入した場合とホイールとのセットを購入した場合で、最も大きな金額の差が出る費用になり、タイヤを交換するためホイールとのバランス調整も毎回必要になります。
工賃は店舗により異なりますが、オートバックス等のカー用品店での価格は1本2,200円程度で4本8,800円程度が相場となります。
- 組替え参考工賃:4本 8,800円
組替え交換の際のデメリット
タイヤを交換する際には、タイヤチェンジャーと呼ばれる専用の機器を使用します。その際、ホイールにはめ込むためにゴムを引っ張って伸ばしながら組み付けを行うため、繰り返すうちにタイヤが変形したり、ビード内部のワイヤーが劣化して切れてしまうことがあります。
このようなダメージが蓄積すると、ホイールとの密着性が低下し、パンクやエア漏れの原因になる場合もあります。そのため、タイヤを毎年のように組み替えて使用するのは避けた方が無難です。タイヤのゴムが柔らかく性能が高いスタッドレスタイヤは特にダメージを受けやすいため、1本を長く使うことを前提に計画的に交換・保管するようにしましょう。
脱着費用
脱着とはホイールを外して取り付ける費用になります。こちらはホイール付きがどうかに関わらずカー用品店やガソリンスタンドで行っても同じ費用がかかります。もちろん、こちらも店舗により価格は違いますがおおよその相場は次のとおりです。
- 脱着参考工賃:4本 2,200円
保管
タイヤはご存知のとおりゴムで出来ています。タイヤのみで保管した場合、空気が入っていないため変形などが発生し組替え時にトラブルの原因となる事があります。ホイール付きの場合は少し空気圧を低くして保管となりますが空気は入っているため、タイヤへの負荷も少なくなります。
DIY交換
ホイール付きのスタッドレスタイヤであれば、レンチとジャッキを使用して自分でもタイヤ交換(車両への脱着)を行うことが可能です。この場合、タイヤショップやディーラーに依頼する「脱着費用」がかからないのが大きなメリットです。
一方で、タイヤのみをホイールに組み付ける作業は専用のタイヤチェンジャーやバランサーが必要となり、適切なトルク管理やバランス調整を行わなければ、安全性や乗り心地に影響を与える可能性があります。
そのため、ホイールへの組み込み作業やバランス調整はプロショップや整備工場に依頼するのが確実で安心です。DIYはホイール付きのタイヤ交換(付け替え)までに留めるのがおすすめです。
作業時間
スタッドレスタイヤ交換の際の作業にかかる時間はおおよそ次のとおりですが、タイヤのみ場合は組替え作業が発生するため作業時間も長くなります。
- ホイール付きタイヤ:30分程度タイヤのみ:1時間程度
スタッドレスタイヤを購入する際のおすすめの方法
上記それぞれの理由から、スタッドレスタイヤはホイールセットで購入する方法と、タイヤのみを購入して既存ホイールに組み替える方法の2通りがあります。費用面ではタイヤ単体の方が安く済みますが、組み替え工賃が都度発生するため、どちらが経済的かは使用年数や保管状況によって変わります。
既存の純正ホイールを冬に使う場合は「タイヤのみ購入」、夏タイヤのホイールをお気に入りのデザインで使いたい場合などは「別ホイールとのセット購入」も便利な方法です。
例えば次のような構成にすると、年間を通して効率よく使えます。
夏:お気に入りのホイール + ノーマルタイヤ
冬:純正ホイール + スタッドレスタイヤ
ご自身の使い方(保管スペース・交換頻度・費用バランス)に合わせて、最適な購入方法を選びましょう。スタッドレスタイヤの買い方が決まったら、次にタイヤサイズを確認していきましょう!
Nワゴンの純正タイヤサイズ
Nワゴンの純正タイヤサイズ
| タイヤ表記 | タイヤサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 |
|---|---|---|---|
| 155/65R14 | 14インチ | 155 | 65% |
タイヤサイズがわからない場合はタイヤサイズの確認方法を見てチェックしてください!
タイヤサイズの確認方法
タイヤサイズについてはタイヤのサイドウォールと言われる側面に表記があり、上記画像の様に245/40R18の場合は次の意味合いになります。
| タイヤ幅 | 扁平率 | タイヤサイズ |
|---|---|---|
| 245mm | 40% | 18インチ |
それでは、各サイズ毎におすすめのスタッドレスタイヤをご紹介して行きますのでチェックしてください。
155/65R14におすすめスタッドレスタイヤ3選!
【コスパ重視モデル】 NEXEN WINGUARD ice2
「WINGUARD ice2」は、韓国の大手タイヤメーカー・ネクセンが提供するスタッドレスタイヤで、非対称トレッドパターンと「アドバンスド・ソフトコンパウンド」を採用しています。この特殊コンパウンドは、低温で柔軟性を保ちつつ高温では剛性を確保し、氷雪路でのブレーキング性能を向上させます。
さらに、雪道でのトラクションを発揮する横溝や、大きなアウトサイドブロックが優れたコーナリング性能を提供。3Dサイプと多方向性グルーブで、氷雪路での安定したグリップ力を実現しています。
【バランス重視モデル】 YOKOHAMA iceGUARD7
「iceGUARD 7」は、接地面積とブロック剛性を強化し、氷上・雪上でのグリップ力を高めたスタッドレスタイヤです。新開発の「クワトロピラミッド グロウンサイプ」により、摩耗後もエッジ効果が持続。吸水率を向上させた「ウルトラ吸水ゴム」が氷上の水膜を吸収し滑りにくくします。
また、「ホワイトポリマーⅡ」と「シリカ」の働きで柔軟性を保ち、長期的な性能を維持。「オレンジオイルS」により4年後でも劣化が少ない「永く効く」性能が特徴です。
【プレミアムモデル】 MICHELIN X-ICE SNOW
ミシュラン「X-ICE SNOW」は高剛性ポリマーを使用した「Ever Winter Gripコンパウンド」により、摩耗しても微小な凹凸が再生成され、水膜を破って接地力を維持します。
アイスブレーキング性能は従来品比約9%向上し、VシェイプトレッドとVTSサイプが雪や水を効率的に排出することで高いグリップを発揮します。長期間にわたり高い性能と安全性を維持するのが特徴です。
Nワゴンの冬支度をもっと快適に
今回はNワゴンにおすすめのスタッドレスタイヤをご紹介しました。年に2回訪れるタイヤ交換。この記事を見て自分に合った方法が決まれば毎年どうしようなんて事もありません。 ショップでタイヤ交換を行っってもらう方も自分で交換する方も、自分とクルマに合ったタイヤを選んで装着してカーライフを楽しいものにして行きましょう!
CARTUNEではNワゴンのタイヤの交換に関する投稿が日々追加されていますので、タイヤ交換の際の参考にしてください。
