BGFKさんが投稿したカスタム事例
2026年10月17日 08時52分
「BGFKオーディオ電子回路思想大全」 (紙・Kindle版)発売中。リンク参照
おはようございます
ミニキャブのリアスーパーTW用に以前ミニカH42Vで使ってたいかにもなホーンTWを起用することに
この説明書きで前から、
「4-8Ωってどういうこっちゃ笑」
って思ってた。
インピーダンスカーブが上昇してレンジを表してるならまあ分かるけど、
しかし今思ったのは、この表記はユニットのインピーダンス特性ではなく、
メーカーがアンプとの適合で4-8オーム対応のアンプで使ってくださいね、っていうことにすぎないんだろうな、という結論に
手持ち3つのうち一つはストックで未使用状態
ノーマルで3.3μのコンデンサがついている
説明書には、もし手持ちのネットワークがあるならこのコンデンサは繋がないでくださいと
そりゃそうだ
全く分からないユーザーに最小限の説明をしている
コンデンサ繋いだ状態でのインピーダンス特性
左に向かってカーブが上がっているのはコンデンサによってハイパスがかかっている=低域のインピーダンス(交流抵抗)が上がってるということだ
3.3μを繋いでこういう感じで低域に向かってインピーダンスが上昇している
これが端子間での計測
3機とも同じカーブだしテストの音声はみなユニットから出たから動作は問題ないだろう
ウーハーやフルレンジユニットとはカーブが大きく違う
ウーハーユニットは高域に向かってインピーダンスが上昇し、
下へはf0でインピーダンスが急上昇する最低共振周波数の山がある
そういう特徴的なカーブではない
その理由を考えてみると、
ウーハーやフルレンジでf0の山が出来るのは、逆起電力の分がインピーダンスとしてカウントされるらしい
つまりそのユニットの振動板が激しく動いてボイスコイルが発電しているという状態だ
また同じく高域に向かってインピーダンスが上昇するのは、ボイスコイル自体のインダクタンスによって高域のインピーダンスが高くなるということだ
ここからは推測だが、
このユニットでそういうカーブにならないのは、
多分ボイスコイル自体のインダクタンスが非常に小さいため、
高域に向かっての上昇が、測定レンジ内では見られない
またf0のピークは、多分11Kあたりの山だろう
グラフの上のほうは位相のカーブでちょうど上の山辺りでグニャッと曲がっているため
これは全てのスピーカーに共通している
また別の話でいらん事言うと、f0付近でユニットの位相が回っているという宿命から、
オーディオにおけるサブウーハーの限界が見える
一言で言えば、ズンドコ系低音ならOKだけど、
アコースティックな音源でサブウーファーを繋げて倍音成分までふくめて繋がることはまず不可能
ということだ
サブウーハーとその上でのユニットが共に位相がグニャッとしている帯域付近で完全に繋がることは無理だ
