マークXのタイヤ交換・ピレリ・トレッドウェアに関するカスタム事例
2025年11月11日 20時43分
実家の車庫にランボルギーニが停まってます…ミニカーですが。クスッとくる息抜きになるような投稿目指している重度なオタクです。ブログ感覚で数十分の写真をまとめて長い投稿する事多め。 追記、以前、フォローバックを巡ってトラブルを経験したため、知り合いしかフォローしておりませんがご了承ください。フォロー、コメントは大歓迎です。
今週末に遠出を控えていますし、そこそこ減ってきて前々から煩わしかったロードノイズが酷くなったタイヤを早めに交換しました。
ところで皆さんは、タイヤを変えるときに何を基準に選んでいますか?気に入って同じタイヤをリピートするのが1番だとは思いますが、私は毎回色々なタイヤを履き比べてみています。今回タイヤの選定にとても迷ったので、素人の浅い知識ですが私の選び方を紹介してみたいと思います。
私は街乗りタイヤの選定で注目しているポイントは
・ウェット性能
・ロードノイズ
・値段
の3点です。
また、最後は無視したいのが本音ですが、1番大事な点ですw
私はタイヤサイズで検索して、予算内の候補をいくつか選び、そこから規格やレビュー等でなんとなくどんなタイヤかを想像して決めています。
今回履いているハンコックのS1evo3はグリップは充分だけどロードノイズがうるさいと言うところが不満点なので、今回はそこを中心に選んでいきます。
では、参考にしている規格を紹介していきます。
まず、ヨーロッパの規格のEPRELを参考にします。海外タイヤに貼られてるアレですね。こちらは家電などのエネルギー消費率や騒音など、環境に配慮した商品を選べるようにという規格みたいです。タイヤの場合は耐荷重や設計速度の他、転がり抵抗、排水性能、一定速度(80キロだった気がします)の通過時のロードノイズなどが確認できます。こちらは外部組織の試験なので容赦なく結果を書かれるので公平なのと、ユーザーが検索できるので私はよく参考にしています。
では、今履いてるタイヤを検索してみます。こうしてみると転がり抵抗はイマイチ、排水性は良い、ロードノイズは少し大きめと言った感じですね。
今度はアメリカのタイヤの規格、UTQGを観てみます。タイヤの端っこに書いてるアレですね。
濡れた路面での接地性、発熱性能と特に耐摩耗性を表すトレッドウェアはタイヤのゴムの柔らかさ(グリップ力)として参考にする人が多いと思います。詳しくはわかりませんが、これはメーカーのテスト結果というか自称みたいです。
こちらは検索できるのか分かりませんが、私には見つけられなかったので、EUの方で気になったタイヤを検索してみて、SNSやタイヤ屋さんの写真から参考にしていきます。
写真が無かったので昔の写真を拡大してみましたが、今履いているS1evo3は摩耗性能が300、湿路性能はAA、温度性能はAと分かります。
この2つの規格から、なんとなくこのタイヤは雨に強くそこそこグリップしてくれるけど、少しうるさくて気持ち減りが早く抵抗が少しあるタイヤと見えます。
素人の私が使った感想も大体そんな感じでした。
では、楽天市場でタイヤサイズを検索して予算内の候補をいくつかあげたので、それぞれどんなタイヤか見ていきます。
先ほどのヨーロッパの規格の検索ですが、私はあまり英語はできませんし、タイヤの企画も分かりませんので、気になったメーカー名とタイヤサイズで検索しています。
1番上の検索方法をこちらの Brand or treademarkにして、
任意のメーカー名やブランド(ブリヂストンやポテンザ)を入力
タイヤサイズはこちら、フリーテキストでの入力だと反映されない事があるので、サイズ選択式にしておきます。
他にも下にタイヤの種類(冬タイヤかノーマルタイヤか)など
更に下に行くと試験結果でのフィルターもあります。
メーカー選択せず、タイヤサイズとこちらの試験結果のみでやるのが1番ですが、日本で売られていないタイヤや高額なタイヤも沢山出てきますw
サイトはこちら
https://eprel.ec.europa.eu/screen/product/tyres
結局選んだのはピレリのパワジーというタイヤ。イタリアのピレリ社がアジア向けに中国工場で生産してコストを抑えたタイヤです。
円安の影響もあり、あまり日本で馴染みのないブランドが軒並み値上がりしていたので、値段が大差ないんじゃ冒険してもなぁ…と結局多少なりと実績あるこちらにしました。
では、先ほどの規格を見てみましょう。UTQGは300 AA Aと今履いているタイヤと同等の性能みたいです。
グリップを落としても良いかなと思いましたが、少し前に峠道で動物を回避した際に以前のタイヤよりも安心感があったため、今回も同等くらいの性能で選びました。
EPRELは日本向けには貼られていませんでしたが、検索してみたら同じ品番のものが登録されていました。
こちらの規格から察するに転がり抵抗は以前のタイヤより1ランク良く、湿路性能は同等、外からのロードノイズは同クラスですが2db低いことがわかります。
またタイヤのパターンからもなんとなく細かいので接地は薄い(グリップ力は低い)が、ロードノイズは少ないのかな?と想像できます。
早速組んだので試走と称してドライブしてきました。
気になっていたロードノイズは大幅に減り満足です。しかし、タイヤのサイドウォールは柔らかいので峠道や高速道路のレーンチェンジなどの動きは少し怠くなりました。しかし、許容範囲内ですし、今回は重要視したのが街乗りでの快適性なので良しとします。
最後に、ここまで読みにくい駄文を長々と観てくれた皆さんに悲しいお知らせがあります。
今まで紹介した規格があれば良いタイヤが履ける…訳ではなく、重量にサイドの剛性やバランスなど良し悪しを決める要素は他にもありますし、結局履くまでは良いものか分かりません。試験結果は良くても履いてみたらイマイチなんてタイヤもありますw
EUのロードノイズも外からの音量だけなので、実は静かなタイヤでお馴染みのアドバンdbも試験結果はイマイチでも車内に入りにくい音域で静かだったりしますし、UTQGも正直同じ200でも減り方やグリップ力全然違うとかよくありますw
あくまでも私が選ぶときの参考の1つとして紹介させていただきました。
私はあまりやりませんが、パターンやブランドが格好良いと選ぶのもひとつの正解だと思います。皆様がより良い商品を手にするお手伝いができたのなら幸いです。
