Cクラス ステーションワゴンのネオクラ・鉄チン・また、行きたい場所に関するカスタム事例
2025年09月21日 11時14分
S203 後期 C180コンプレッサーアバンギャルド ステーションワゴン(2007年式)スチールホイールに自作ハブキャップ、ブラックアウトグリルでレトロ・ドレスダウン
夏に行った小さな半島には是非行きたいと思います。
都心の繁華街や、観光地にいると、最近は聞こえてくる言葉が日本語より外国語のほうが多いことに気づきます。かつてはコアな日本人しか行かなかった細い横丁にまで、スマホ片手の旅行者が列を作ります。
地域経済にとってはありがたいし、お店も潤います。コロナで消えかけていた街の灯りが再び明るくなりました。それは確かに喜ばしいことですが、けれどもその一方で、住む人の生活はぎゅっと押しつぶされます。住宅街における民泊マナー違反、静かな寺には自撮り棒の林が乱立、そんな小さなストレスが積み重なっていきます。
そのような中でも、
日本には、まだ観光客がほとんど足を踏み入れていない場所があります。例えば小さな半島の海辺の町、こういう「穴場」がひっそり息づいています。
正直に言えば、あまり広めたくない。人に教えてしまえば、きっとそこも「映える観光地」に変わってしまう。静寂は失われ、地元の人の日常はまたひとつ侵食されるだろう。だから、欲張りな私は知られないままでいてほしいと願ってしまいます。
観光による経済の活性化の光とその弊害による影。そのどちらも見てしまった今、「秘密の場所」を心の中にしまい込むことが、せめてもの抵抗のように思えるのです。
白状すれば、SNS映えする、人気観光スポットやご飯やさんに行くのはとっても楽しい。
モータリゼーションが都市と地方を近くして、情報技術が世界を近くしてくれました。
いいとこ取りをしてこっそり穴場を楽しみ、ニッチなネオクラ車を楽しむ私は、大変欲深い人間だと思います。