エッセの激ワゴさんが投稿したカスタム事例
2025年11月25日 00時06分
珍しく祝日が休みなので今日も溜まっていたネタ等を消化していきます。
まずはデイトナスタイルの鉄珍用センターキャップを分解して黒塗り。
使ったのは樹脂素地にも塗れる樹脂ブラック。
これがまた便利でして、その内に窓モールやカウルトップにドアミラーやフィニッシャー等の樹脂やら硬質ゴム類も塗りたい。
ほら適当に塗っても樹脂ブラック。
こうしてダイハツ軽トラセンターキャップ風のどんな鉄珍にも付ければダイハツ用キャップが完成しましたね。
あとは中華安物アライメントゲージを使ってみたり。
ステアリングラックセンター出しもしようとしましたがほぼほぼセンターでしたので、アームにほぼ1Gをかけてざっくりアライメント。
ハブボルトから垂らしとるステーがペラペラなのでこれの強度を上げれば普通に使えるかなと。今後の課題とします。
なんせざっくりアライメントを寝転んで何回も走って調整というのは大変に面倒です。
これがまた回数を一回二回に出来たなら…となります。
もちろんタイヤ接地して実際に走っての最終調整は必要ですが。
ようやく地に足が付きました。セットバックのズレもなるべくセンターに寄る車高で投げやりではない車高。もっとツラを攻めたいですが現状でのベストかな~と。
今回のダイハツ横着にした事は
・ビッグスロットル再移植・スロットルスペーサー取り付け
・シフト周りのショート化と強化
・ストラットタワー補強
・車高調戻し
・アライメント調整
・空タイコマフラーの純正戻し
となります。
今後の予定
・クラッチ&フライホイール交換
・ブレーキローター&ブレーキパッド交換
・ドライブシャフトブーツ&オイルシール交換
・アクスル加工2台分
ですね。
というわけで本腰を入れてダイハツADHDを作れる運びとなりました。
まずは手持ちの部品交換・取り付け・今後の予定組み立て等です。
置かせてもらう車屋さんに運び入れる前にやれることはやっておきたいですし。
数ある部品箱の中から臨時召集令状が出て参りました。
右エンジンマウントを外して自らブレンドしたゴム軟化剤に一時間位浸けます。
おそらく一回交換して距離を乗っていないのかゴムはまだ柔らかいし切れてもいませんでした。
まあ表面の皮剥きと素材軟化でカラー位置の矯正をして、そこから初めて強化。
純正を0とするなら前期エンジンマウント絶版ゆえの悲しさ、今が1や2でもマイナスはマイナスで、しかも0には戻りません。
仕方なくの強化です。
この待ち時間に右のコペン脚取り付けとロアアーム交換、タイロッドエンドのロックナット緩めもします。
この車両は製造過程でロアアーム後端のボルトが上から刺さっているのもあれば下から刺さっているのもあり、バラついております。
例えばダイハツ横着は元々上から刺さっていましたし、このダイハツADHDは新車から一度も変えられた様子が無いですが下から刺さっていました。
なので話め作業もサクッと終わります。素晴らしい。
自作ゴム軟化剤はタイヤ軟化剤という紹介のされかたでネットで情報を得ました。
灯油に2stオイルを1:1で混ぜたものです。
合成油を含んだゴム製品にも使えるでしょう。
軟化しゴムの応力で位置がセンターより上方向に寄りました。
写真では解りにくいでしょうが。
これを軟化剤が残らないようにパーツクリーナーでしっかり洗い流しウエスを突っ込みぐいぐいと拭きます。
もちろんゴムは溶けてました。
ゴムが軟化する=溶けている。効果はありますね。
ぎゅうぎゅうに詰め物をしてリジッドにはしません。
どういう程度でも強化したなら別の弱い部分に負荷が集中し、結果的にいたちごっこになりますし、何でもガチガチに強化したら良いわけではない派ですので。むしろこの手の強化は嫌いです。
薄いゴムを畳んで入れてゴムノリとシリコンシーラントで余分なたわみを減らす方向で考えました。
強化するなら後述しますが別の方法を考えましたので。
エンジンマウント強化について調べたところ、結局は硬度が大事か、素材が大事か、意外ですがプライマーが大事だそうです。
確かに硬かろうが、素材に凝ろうが、それらが元々のゴムに食い付かないと意味がなく、効果が目減りするのでは?と納得しました。
もちろんそれが真実かは知らん。知らんけど。
柔らかくなったゴムに荒らした表面、これを詰め物とゴムノリとミッチャクロンでガチッと繋げれば過剰な強化にはならないが間違いなく一体化するかもしれない。わたくしの脳内ではこう考えてみました。
というわけでミッチャクロンを噴いて10分ちょっと寝かせてからゴムノリを突っ込み詰め物を入れてはみ出したゴムノリを押し込んでシリコンシーラントも抑えるように押し込みました。材質違いだから分けて固めた方が良い気もしますが分ける回数は少なくしないと密着不良になる気がしました。
ここで前述した事の答え。
あえて養生の蓋はしてません。シリコンシーラントはちょっとやそっとじゃ流れませんし、むしろ流れて欲しいくらい。
というのもはみ出したら、純正の隙間埋め兼、ねじれ用の蓋のようなゴム、インシュレータですかね?あれを押さえ込んで取り付けるくらいにしたら圧迫されて自然と強化になるのでは?と思っています。
素材を流して固める回数を減らしたいのもこの為。今回盛った分が固まってからちょっとはみ出るくらいシーラントを塗りたい。
ちょこちょこと盛る回数を増やせば増やすほどに空気が噛んで隙間が出来るかなと。それは嫌なのに強化した意味無いやんと。
まあもちろん足りん脳内で考えた妄想と言ったらそれまでですが。
明日以降にシーラントを盛ってから取り付けをして、次は左のマウント、そして後ろのマウント、次にシフト周りと順に触っていきたいなと。
