2023年02月20日 (更新:2025年10月27日)
Nボックスにおすすめのスタッドレスタイヤ9選|サイズ別に紹介
Nボックスの純正タイヤを基準に、おすすめのスタッドレスタイヤをピックアップ!冬が始まる前に準備をしっかりしておきましょう!
スタッドレスタイヤの買い方
スタッドレスタイヤ購入の際、様々な商品があり選択肢が色々あるため迷ってしまいますが、まずはじめに決めなければ行けないのが次の2点。
- スタッドレスタイヤのみを購入してタイヤを交換するのか?
- スタッドレスタイヤとホイールのセットを購入して交換するのか?
スタッドレスタイヤのみ購入すればタイヤの費用だけなので安く済むのですが、組み換えが年2回発生するなどのデメリットもあります。そこではじめにそれぞれの場合のメリット・デメリットも確認しておきましょう!
組替え費用
タイヤの組替えとは同じホイールを利用して、タイヤのみサマータイヤからスタッドレスを交換する場合などをタイヤの組替えと言います。
スタッドレスタイヤのみを購入した場合とホイールとのセットを購入した場合で、最も大きな金額の差が出る費用になり、タイヤを交換するためホイールとのバランス調整も毎回必要になります。
工賃は店舗により異なりますが、オートバックス等のカー用品店での価格は1本2,200円程度で4本8,800円程度が相場となります。
- 組替え参考工賃:4本 8,800円
組替え交換の際のデメリット
タイヤを交換する際にはタイヤチェンジャーと言うタイヤ交換を行う機器を使用します。その際ホイールにタイヤを組み込むためにタイヤを引っ張って伸ばしながら組み付けることになります。
タイヤはゴムですので複数回繰り返しているとタイヤが変形したり、最悪の場合タイヤの締付けを行っているタイヤの端にあるビードの中にあるビードワイヤーが劣化して切れたりすることがあります。
その結果、複数回の取り外しを繰り返しているとホイールに十分密着しなくなり、タイヤ交換が必要になりタイヤの寿命前に交換となってしまう場合があります。 そんな理由からもスタッドレスタイヤとホイールはセットで販売されている事が多い理由の一つです。
脱着費用
脱着とはホイールを外して取り付ける費用になります。こちらはホイール付きがどうかに関わらずカー用品店やガソリンスタンドで行っても同じ費用がかかります。もちろん、こちらも店舗により価格は違いますがおおよその相場は次のとおりです。
- 脱着参考工賃:4本 2,200円
保管
タイヤはご存知のとおりゴムで出来ています。タイヤのみで保管した場合、空気が入っていないため変形などが発生し組替え時にトラブルの原因となる事があります。ホイール付きの場合は少し空気圧を低くして保管となりますが空気は入っているため、タイヤへの負荷も少なくなります。
DIY交換
タイヤをホイールにつけるには基本タイヤチェンジャーを使用して交換を行います。ホイール付きであれば、レンチとジャッキを使用して自分でも交換が可能です。そのため上記で説明したタイヤの脱着費用がかからないのはホイール付きを使用する際の大きなメリットになります。
作業時間
スタッドレスタイヤ交換の際の作業にかかる時間はおおよそ次のとおりですが、タイヤのみ場合は組替え作業が発生するため作業時間も長くなります。
- ホイール付きタイヤ:30分程度
- タイヤのみ:1時間程度
スタッドレスタイヤを購入する際のおすすめの方法
スタッドレスタイヤを購入する際は、純正ホイールと同じサイズのタイヤを選ぶのがおすすめです。スタッドレスタイヤを純正ホイールに装着することで、夏はお気に入りの社外ホイールを使ったおしゃれなカスタマイズも楽しむことができます。
おすすめの構成例:
- 冬:純正ホイール+スタッドレスタイヤ
- 夏:お気に入りのホイール+サマータイヤ
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それではスタッドレスタイヤを購入する前に純正ホイールのサイズの確認を行っておきましょう!
Nボックスの純正ホイールサイズ
ホイール交換を行っているクルマを除き、最も多いのが純正のホイールを装着しているクルマです。ホイールやスタッドレスタイヤを購入する前に、ホイールサイズとタイヤサイズを確認しておきましょう!
Nボックスはグレードによるホイールの変更はなく、サイズは1種類のみとなります。
| PCD | ホール数 | ハブ径 |
|---|---|---|
| 100mm | 4穴 | 56mm |
Nボックスの純正タイヤサイズ
Nボックス3/4型の純正タイヤサイズ
| タイヤ表記 | タイヤサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 |
|---|---|---|---|
| 155/65R14 | 14インチ | 155mm | 65% |
Nボックス1/2型の純正タイヤサイズ
| タイヤ表記 | タイヤサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 |
|---|---|---|---|
| 165/55R15 | 15インチ | 165mm | 55% |
| 155/65R14 | 14インチ | 155mm | 65% |
| 145/80R13 | 13インチ | 145mm | 80% |
タイヤサイズの確認方法
タイヤサイズについてはタイヤのサイドウォールと言われる側面に表記があり、上記画像の様に245/40R18の場合は次の意味合いになります。
| タイヤ幅 | 245mm |
|---|---|
| 扁平率 | 40% |
| タイヤサイズ | 18インチ |
それでは、各サイズ毎におすすめのスタッドレスタイヤをご紹介して行きますのでチェックしてください。
165/55R15におすすめスタッドレスタイヤ3選!
【コスパ重視モデル】 HANKOOK Winter i cept iZ2A
極寒の冬でも安心の走行を求める方におすすめなのが、HANKOOK「Winter i*cept iZ2A」。スノー&アイス性能を高める独自のパターンデザインにより、氷雪路でも安定したグリップ力を発揮します。
グルーブ下部やブロック剛性を強化し、雪詰まりを防止。さらにサイプ深さを最適化してドライ・ウェット路面でも優れたハンドリング性能を実現。冬のドライブを快適かつ安全にサポートする、信頼のスタッドレスタイヤです。
【バランス重視モデル】 GOODYEAR ICE NAVI7
「ICE NAVI 7」は、厳冬期の走行に頼れる最新テクノロジーを搭載したプレミアムスタッドレスタイヤです。エキストラ・コンタクト・コンパウンドによる柔軟性で、氷上の凹凸に密着し、優れたブレーキ性能とコーナリング力を発揮。
さらに、「セブン・エフェクティブ・デザイン」とバイティング・スノー・デザインが雪面でのグリップ力を高め、滑りやすい道でもしっかり安定した走行が可能です。高い耐久性と燃費性能も備え、経済性も重視した設計となっています。
【プレミアムモデル】 DUNLOP WINTER MAXX 03
ダンロップ「WINTER MAXX 03」は、トータルバランスに優れたスタッドレスタイヤで、凍結、雪上、ウエット、ドライと多様な路面に対応します。特に氷上性能を高めるために新開発された「ナノ凹凸ゴム」が採用され、細かな突起が素早く水膜に到達し、氷面との密着を強化。
氷上ブレーキ性能は前モデル比22%、氷上コーナリング性能は11%向上しました。また、摩耗しても新たな凹凸が形成される「MAXXトリップトリガー」技術により耐久性もアップしています。
155/65R14におすすめスタッドレスタイヤ3選!
【コスパ重視モデル】 NEXEN WINGUARD ice2
「WINGUARD ice2」は、韓国の大手タイヤメーカー・ネクセンが提供するスタッドレスタイヤで、非対称トレッドパターンと「アドバンスド・ソフトコンパウンド」を採用しています。この特殊コンパウンドは、低温で柔軟性を保ちつつ高温では剛性を確保し、氷雪路でのブレーキング性能を向上させます。
さらに、雪道でのトラクションを発揮する横溝や、大きなアウトサイドブロックが優れたコーナリング性能を提供。3Dサイプと多方向性グルーブで、氷雪路での安定したグリップ力を実現しています。
【バランス重視モデル】 YOKOHAMA iceGUARD7
「iceGUARD 7」は、接地面積とブロック剛性を強化し、氷上・雪上でのグリップ力を高めたスタッドレスタイヤです。新開発の「クワトロピラミッド グロウンサイプ」により、摩耗後もエッジ効果が持続。吸水率を向上させた「ウルトラ吸水ゴム」が氷上の水膜を吸収し滑りにくくします。
また、「ホワイトポリマーⅡ」と「シリカ」の働きで柔軟性を保ち、長期的な性能を維持。「オレンジオイルS」により4年後でも劣化が少ない「永く効く」性能が特徴です。
【プレミアムモデル】 MICHELIN X-ICE SNOW
ミシュラン「X-ICE SNOW」は高剛性ポリマーを使用した「Ever Winter Gripコンパウンド」により、摩耗しても微小な凹凸が再生成され、水膜を破って接地力を維持します。
アイスブレーキング性能は従来品比約9%向上し、VシェイプトレッドとVTSサイプが雪や水を効率的に排出することで高いグリップを発揮します。長期間にわたり高い性能と安全性を維持するのが特徴です。
145/80R13におすすめスタッドレスタイヤ3選!
【コスパ重視モデル】 KENDA ICETEC NEO KR36
「ICETEC NEO KR36」は、日本の雪道やアイスバーンでの性能を重視したスタッドレスタイヤです。非対称パターンと新コンパウンドにより、内外のパターン特性がバランスよく向上し、安定した走行を実現。高密度のトレッドブロックと強化されたタイヤ剛性で、シャーベット状の路面でもしっかりとグリップします。
さらに、「ジグゾーサイブ」とショルダーブロックの排水溝により、滑りやすい冬道での走行性能と排水性が強化されています。
【バランス重視モデル】 TOYO TIRES OBSERVE GIZ3
トーヨータイヤの「OBSERVE GIZ3」は、アイス路面での密着力とブレーキ性能の持続性を高めたスタッドレスタイヤです。新パターン「ヘリンボーンサイプ」と「アッセンブルブロック」により接地圧を分散し、路面密着性が向上。
「密着長持ちゴム」には「高密着ゲル」と「サステナグリップポリマー」が配合され、低温でも柔軟さを保ちます。従来比22%のアイスブレーキ性能向上を実現し、持続性と環境への配慮を両立しています。
【プレミアムモデル】 BRIDGESTONE BLIZZAK VRX3
「BLIZZAK VRX3」は、氷上での圧倒的なブレーキ性能とコーナリング性能を誇るスタッドレスタイヤです。凍結路面で生じる水膜を効率的に除去するため、従来よりも深い楕円形の水路を採用し、毛細管現象で水を取り込みやすくしています。
この設計によりタイヤと路面がより密着し、滑りにくい状態を維持します。さらに、オイルに加えた「ロングステイブルポリマー」を配合することで、タイヤが長期間柔らかく保たれ、摩耗しにくく経済的。高い耐久性と安全性で、冬の路面をしっかり捉えてくれます。
まとめ
今回はNボックスにおすすめのスタッドレスタイヤをご紹介しました。年に2回訪れるタイヤ交換。この記事を見て自分に合った方法が決まれば毎年どうしようなんて事もありません。
ショップでタイヤ交換を行っってもらう方も自分で交換する方も、自分とクルマに合ったタイヤを選んで装着してカーライフを楽しいものにして行きましょう!
CARTUNEではNボックスのタイヤの交換に関する投稿が日々追加されていますので、タイヤ交換の際の参考にしてください。
