2023年01月10日 (更新:2025年11月25日)
スイフトスポーツにおすすめのスタッドレスタイヤ8選!
冬の道路を安全に走るために欠かせないスタッドレスタイヤ。けれど、いざ購入しようとすると種類も多く、どれを選べば良いのか迷う人も多いはず。この記事では「スタッドレスタイヤのみを購入したい方向け」に、選び方や交換・保管のポイントをわかりやすく解説します。
スタッドレスタイヤだけ買う?それともホイール付き?
まず最初に決めたいのが、「スタッドレスタイヤのみ購入」か「ホイールセットで購入」かという点です。ここではスタッドレスタイヤのみを選ぶメリット・デメリットを整理します。
タイヤのみ購入のメリット
- 初期費用が安い(ホイール代が不要)
- 今のホイールをそのまま活かせる
- 純正ホイールのデザインを継続できる
タイヤのみ購入のデメリット
- 年2回の「組み換え」費用がかかる
- 組み替えのたびにタイヤやビード部への負担が大きくなる
- 店舗での作業時間が長め
つまり、「費用を抑えたい」「純正ホイールをそのまま使いたい」という人に向いていますが、作業の手間や費用はシーズンごとに発生する点を理解しておきましょう。
タイヤ組み換え時にかかる費用
スタッドレスタイヤのみを装着する場合、既存ホイールに冬タイヤを組み直す必要があります。この作業を「タイヤの組み換え」と呼びます。
| 作業内容 | 相場(4本分) |
|---|---|
| タイヤ組み換え・バラス調整 | 約9,000円程度 |
| 前後脱着(ホイールの取り外し・取付) | 約2,200円程度 |
※店舗によって料金は異なります。カー用品店での目安です。
組み換え作業の注意点
タイヤを何度もホイールから脱着すると、ゴムの変形やビードワイヤー(内部のワイヤー部分)の劣化が進むことがあります。その結果、寿命前に交換が必要になってしまう場合もあるため、無理な交換頻度は避けたいところです。
保管時のポイント
スタッドレスタイヤのみで保管する場合、注意が必要です。ホイールが付いていないタイヤは空気が入っていないため、積み重ね方や環境によって形が変形しやすくなります
保管時のコツ
- 直射日光や暖房の熱が当たらない場所に置く
- タイヤスタンドやラックを活用し、上下の荷重を分散する
- 長期保管の場合、数カ月に一度タイヤの置き方を変える
これらを実践することで、ゴムの劣化や変形を防ぐことができます。
自分で交換できる?DIY交換について
スタッドレスタイヤのみ交換の場合は「タイヤチェンジャー」という専用機器を使わないと交換が難しいため、自宅での作業はおすすめ出来ません。DIY交換を検討している方はホイール付きセットの方が現実的と言えます。
交換作業時間の目安
スタッドレスタイヤのみを組み替える場合は、作業内容が多くなるため時間も長めになります。
| 内容 | 所要時間(目安) |
|---|---|
| ホイール付きタイヤ交換 | 約30分程度 |
| タイヤのみ組み替え+脱着 | 約1時間程度 |
スタッドレスタイヤの交換は同時期の依頼が重なる事が多いため、雪などが降る前に事前に予約して交換してもらうのがおすすめです。
スイフトスポーツZ33S型の純正タイヤサイズ
| タイヤ表記 | タイヤサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 |
|---|---|---|---|
| 195/45R17 | 17インチ | 195mm | 45% |
スイフトスポーツZ32S型の純正タイヤサイズ
| タイヤ表記 | タイヤサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 |
|---|---|---|---|
| 195/45R17 | 17インチ | 195mm | 45% |
スイフトスポーツZ31S型の純正タイヤサイズ
| タイヤ表記 | タイヤサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 |
|---|---|---|---|
| 195/50R16 | 16インチ | 195mm | 50% |
スイフトスポーツHT81S型の純正タイヤサイズ
| タイヤ表記 | タイヤサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 |
|---|---|---|---|
| 185/55R15 | 15インチ | 185mm | 55% |
タイヤサイズがわからない場合はタイヤサイズの確認方法を見てチェックしてください!
タイヤサイズの確認方法
タイヤサイズについてはタイヤのサイドウォールと言われる側面に表記があり、上記画像の様に245/40R18の場合は次の意味合いになります。
| タイヤ幅 | 245mm |
|---|---|
| 扁平率 | 40% |
| タイヤサイズ | 18インチ |
それでは、各サイズ毎におすすめのホイールとタイヤのセットをご紹介して行きますのでチェックしてください。
195/45R17におすすめスタッドレスタイヤ3選!
【コスパ重視モデル】 GRIPMAX GRIP ICE X
GRIP ICE Xは、中国のSUVタイヤメーカー・グリップマックスが提供するスタッドレスタイヤで、2020年頃から日本でも販売されています。非対称トレッドパターンにより、氷上や雪上で高いグリップ力を発揮し、優れた氷上性能を提供。
ジグザグ形状の溝で雪や水を排出し、ウェット路面でのブレーキ性能も向上しています。また、高密度サイプによりエッジ効果が高められ、安定した冬道走行が可能です。
【バランス重視モデル】 DUNLOP WINTER MAXX 02
「WINTER MAXX 02」は、氷上性能と長持ちする耐久性を兼ね備えたスタッドレスタイヤです。「モチ・ロン・ギュ」のコンセプトで、約4年後でも氷上ブレーキ性能を持続する「モチ」、摩耗しにくい高密度ゴムで長持ちする「ロン」、そして氷の上でもしっかり止まる「ギュ」を実現。
液状ファルネセンゴム配合の「超密着ナノフィットゴム」により、ゴムの硬化を防ぎつつ高いグリップ力を維持し、寒冷地での安心・快適な走行をサポートしてくれます。
【プレミアムモデル】 BRIDGESTONE BLIZZAK VRX3
「BLIZZAK VRX3」は、氷上での圧倒的なブレーキ性能とコーナリング性能を誇るスタッドレスタイヤです。凍結路面で生じる水膜を効率的に除去するため、従来よりも深い楕円形の水路を採用し、毛細管現象で水を取り込みやすくしています。
この設計によりタイヤと路面がより密着し、滑りにくい状態を維持します。さらに、オイルに加えた「ロングステイブルポリマー」を配合することで、タイヤが長期間柔らかく保たれ、摩耗しにくく経済的。高い耐久性と安全性で、冬の路面をしっかり捉えてくれます。
195/50R16におすすめスタッドレスタイヤ3選!
【コスパ重視モデル】 NANKANG ICE ACTIVA WS-1
アイスアクティバWS-1は左右非対称のスタッドレスタイヤで、アウト側の多角形ブロック設計により路面との設置角度を増加、またのこぎり状の3Dサイプで凍結路面でのハンドリング性能を向上させています。
【バランス重視モデル】 GOODYEAR ICE NAVI8
Goodyear「ICE NAVI 8」はシリーズ初の左右非対称パターンを採用し、氷上ブレーキとコーナリング性能、耐久性を両立したプレミアムスタッドレスタイヤです。多方向のラグ溝やスロットによって氷上ブレーキ性能が8%向上。アウト側の接地面積が増え、旋回時のグリップ力もアップしています。
均一摩耗プロファイルによりライフ性能も向上し、摩耗を抑制。さらに転がり抵抗を低減し、ウェット性能や静粛性も強化されたスタッドレスタイヤです。
【プレミアムモデル】 BRIDGESTONE BLIZZAK VRX3
「BLIZZAK VRX3」は、氷上での圧倒的なブレーキ性能とコーナリング性能を誇るスタッドレスタイヤです。凍結路面で生じる水膜を効率的に除去するため、従来よりも深い楕円形の水路を採用し、毛細管現象で水を取り込みやすくしています。
この設計によりタイヤと路面がより密着し、滑りにくい状態を維持します。さらに、オイルに加えた「ロングステイブルポリマー」を配合することで、タイヤが長期間柔らかく保たれ、摩耗しにくく経済的。高い耐久性と安全性で、冬の路面をしっかり捉えてくれます。
185/55R15におすすめスタッドレスタイヤ2選!
【コスパ重視モデル】 NANKANG AW-1
NANKANGの「AW-1」は、氷雪路面での安定性を重視したスタッドレスタイヤです。発進時の空転を抑え、深い轍や悪路でもハンドルが取られにくく、しっかり止まるため、安心して冬道を走行できます。また、新コンパウンドの採用によりドライ性能が向上し、高速走行や車線変更時でも安定感を発揮。ブロック剛性の強化でハンドリング性能もアップしています。さらに、耐摩耗性と省燃費性能も向上し、長期間使用しても性能低下が少ないのが特徴です。
【プレミアムモデル】 DUNLOP WINTER MAXX 03
ダンロップ「WINTER MAXX 03」は、トータルバランスに優れたスタッドレスタイヤで、凍結、雪上、ウエット、ドライと多様な路面に対応します。特に氷上性能を高めるために新開発された「ナノ凹凸ゴム」が採用され、細かな突起が素早く水膜に到達し、氷面との密着を強化。
氷上ブレーキ性能は前モデル比22%、氷上コーナリング性能は11%向上しました。また、摩耗しても新たな凹凸が形成される「MAXXトリップトリガー」技術により耐久性もアップしています。
スイフトスポーツの冬支度をもっと快適に
今回はスイフトスポーツにおすすめのスタッドレスタイヤをご紹介しました。年に2回訪れるタイヤ交換。この記事を見て自分に合った方法が決まれば毎年どうしようなんて事もありません。
ショップでタイヤ交換を行っってもらう方も自分で交換する方も、自分とクルマに合ったタイヤを選んで装着してカーライフを楽しいものにして行きましょう!
CARTUNEではスイフトスポーツのタイヤの交換に関する投稿が日々追加されていますので、タイヤ交換の際の参考にしてください。
