フェアレディZのShinさんが投稿したカスタム事例

ピンストライプ♬

2号機のボディメイク。
今夜はピンストライプ施工のお話です。

赤ボディに金色のホイール。
この組み合わせって、中々難しい配色の組み合わせです。

金色の自己主張が強い上に、赤系統とは類似色に近い。強烈な色だけど、赤色と同系色。

ホイールキャップに赤色を用いたので、2トーンの配色を目立たせた訳ですが…

更に金色を配して、一体感を出す事にします。

ゴールド色のピンストライプをボディのサイドに貼る事に決めました。しつこくならない様に細幅を選びました。

(赤色＆金色)の組み合わせは難しいです。金色を多用すると、とても嫌らしくなる気がします。

どんな仕上がりになるか…？

施工前に仕上がりをある程度イメージしてありますが…あくまでイメージ。

駄目だな…と思ったら速攻で剥がします！

時間掛けてやっても駄目なものは駄目です。だけど、やらないと見えて来ない事ってあります。

試行錯誤の繰り返し。失敗と挫折の繰り返しの中で自分のスタイルが確立されて、成功に導いてくれる事を願って施工しました♪

失敗した場合のリスクは勿論考えてあります。嫌な話ですが、失敗してピンスト破り捨てた場合、何千円かの損失です。その位のリスクは仕方ありません。

お金の話もそうですが、施工が失敗した場合、それよりショックなのは、僕が施工に費やした時間でしょうね。

ミリ単位。1ミリの誤差範囲内で施工します。ど素人の施工ですから2〜3時間の施工ではありません。

完成迄は２日掛けました。

マスキングテープは丸一本使いました。無駄にしたとは言わないでおきます。(笑)

マスキング施工=カーブしてるボディに合わせて湾曲の線を貼る作業ですが、マスキングテープは引っ張ればたわむ。ピンと張らなければ歪む。

たわむ…

歪む。

貼り直して、捲り…ゆがみ…たわむ。

何度もやり直しを繰り返して完成に持ち込みます。

あれ？隙間だらけだぞ！と思われた方。実は２本目と３本目のマスキングテープの隙間はこれでOKなんです。

ボディが湾曲してるんです。それに合わせてマスキングテープ貼って行くと、本来のストレート線を見失ってしまいます。

ドアミラー下から徐々に隙間が増えて行きます。そのクリアランスを左右同じになる様にマスキングして行きます。

ピンストライプをZのフェンダーとドアのプレスラインに合わせられたら楽な施工ですが、それすると、前後のデザインが上方向にずれてしまいます。(前後のデザインはセンターに貼るピンストライプより大きいのです)

２番目のマスキングテープを抜いて、上方向のラインで合わせます。普通はマスキングテープの下で合わせますが、ピンストライプが異形の場合、そのやり方では無理です。

キットに入ってたピンストライプテープをそのまま貼ってみましたが、これじゃつまらない。

ピンストライプの間をカットしてフェアレディZの文字を入れる事にしました。

ボディに溶け込む様にさり気なく。

目立たぬ様に…

だけど…ノーマルのZとは何処かが違う。

そんな思いを込めたZに仕上げたい。

右側

左側

完成画像です。左側

右側

余り目立たぬ様に…

さり気なく…

施工前

施工後。

プロの方に頼めば、もっとお洒落で気の利いた字体でアレンジしてくれるのでしょうが、今回自身で行ったこのピンストライプ施工で僕自身は充分満足してます😉

自分が思い描いて居たほぼ期待通りの仕上がりとなりました👍破り捨てる羽目にならなくて良かったです(笑)

次回も引き続き張り物(カッティングシート施工)の話です。お付き合い有難う御座いました🤗