BGFKさんが投稿したカスタム事例
2025年08月12日 07時58分
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おはようございます
昨日投稿していったん削除しましたが書き直しました
プロフィールのリンクから私の別ブログ
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以下⇩
外山啓介さんというピアニストがXでリポストしていたのが目に入った
ある動画で外山啓介さんが「耳を育てる秘訣」というテーマで話してるようだった
この動画は、ピアノ講師の方がピアノを習わせている親向けにアドバイスをする趣旨のようで、
この回では外山啓介さんに「子どもの耳を育てる秘訣」について質問している
外山啓介さんは短く、次のように語っている
「すごく難しいテーマですが、やはり楽器の作品を聴くこと、オーケストラを聴くこと、声楽を聴くこと、管楽器を聴くこと、ヴァイオリンを聴くこと、それだと思うんですよ」
短い言葉にいろいろ入ってるなあと読み返して思った
ピアノが入ってないのは、ピアノを習わせているという前提だからあえてピアノを入れてないのかもしれない
「楽器の作品」というのが意味が深いのではないかと思った
というのは音楽といってもいま自分たちが耳にする音楽は、大半が「楽器の作品」とは言えないもので、ある意味デスクトップパソコンで作りだされた音楽、といってもいいかもしれないからだ
そのうえで、外山啓介さんは
「でももう一つ、音がないことにこだわるというか、やっぱり演奏会聴きに行って音を出していなくてもその残響がある状態とか、そういう無の空間をどれだけ音楽として捉えられるかだと思うんです」
「だからみんな音を出すことにはこだわるんですけど、音がないことにはこだわらないのでなんかむずかしいですけど」
「だからもちろん楽器を聴くことプラスその残響とか音がないことにたいしてどれだけ音楽的なものを見出せるかというのが大事かなと思います」
と、音が出てない残響にどれだけ音楽を感じられるかが重要、と語っている
これは今のオーディオと呼ばれる行為と対比して考えると含蓄が深い
スピーカーの「音」しか聴いてないなら耳は育たないよなと
ちなみに自分は外山啓介さんのCDは3枚持ってて
2008年ごろに練馬であった、女性のヴァイオリニストの方とのデュオリサイタルに行ったことがある