スカイラインの千葉豪雨・令和8年8月千葉豪雨・2026年8月13日・命あっての物種・命を守る行動をに関するカスタム事例
2026年08月20日 11時27分
2026年8月13日(木)
この度の令和8年熊本震災および千葉豪雨に際し、心よりお見舞い申し上げます。
ご関係者様のご無事と、一日も早い日常への復帰を心よりお祈り申し上げます。
当時の体験をここに記します。
18:00
千葉県市川市
首都高速湾岸市川PA
帰路の途、千葉市内の自宅とは逆方向になるため浦安ICで高速を降りてR357をUターンしました。
既に激しい雷雨。
路面の異常に気付きます。
エンジンに水を吸わせてなるまい。
真っ先に頭をよぎりました。
エアクリ(吸気口)が浸かってしまったらもうおしまいです。
R357を直進すれば最短ルートですが、海に面した埋立地の低地が続きます。
標高が高い陸地から迂回することに。
市川市二俣から内陸の京葉道路に刻むルートを検討。
最寄りは原木ICです。
19:00
並走する武蔵野線が停電している様子が認められました。
この辺りでリアルタイムのSNSやニュースによって千葉県内の惨状が明らかになってきました。
突き当たりを左折すれば原木IC。
地面からホイール1/4程度の高さでしょうか、歩道の縁石の高さまで水位が迫ってきました。
原木ICに近づくにつれて水嵩が増し、左折を断念して右折。
右から左に雨水が流れている事から地形が理解できました。
20:00
脇道から抜けようとしたのか、ドアノブの高さまで水没して動けなくなった車を何台か目の当たりにして驚きつつ、冠水していない路肩に一時避難待機。
前の車が行けるからといって、この車も行けるとは限らないからです。
最悪水位が上がってくる事を想定して、更に高所に移動できる場所で情報収集。
大雨レベル5 大雨特別警報 = 緊急安全確保
という、かつて経験した事のない非常事態において命の安全を確保するためにはどうすれば良いか?
ここで地図アプリに"ある特徴"が現れている事に気が付きました。
絶対に渋滞しているはずの道に空白のエリアが発生しています。
つまり、GPS機能をもったスマホを所持しながら移動している車がいない状態。
渋滞の先頭で、冠水路に進入した車が立ち往生しているという事になります。
"水没車のサイン"です。
幸い近くのコンビニまで歩き食料を調達する事ができたので腹を括って夜を明かす事も選択肢に追加。
そしてアイドリングを維持しながら2時間が経過しました。
22:00
船橋方面へ抜ける道の渋滞が解消。
抜け道の脇には用水路があるためオーバーフローしたのでしょう、2時間前までは地図アプリ上に"水没車のサイン"が出現しており状況は絶望的と思われていましたが、豪雨の衰弱とともに車の流れもスムーズになっていました。
動かずに留まるか、先に進むか、はたまた引き返すかは、様々な状況を勘案して判断しなければならない局面だと思います。
このタイミングで私は進む選択をしました。
車道に不自然な向きで点在する不動車の間を縫って船橋ICから京葉道路へ。
穴川ICから先は通行止めである事がわかっていましたが、R14を使えば必然的に海側(低地)に出てしまいます。
津田沼もしくは幕張から高地に上がろうとすれば渓流を遡上するようなルートになり、詰んでしまうリスクが高いと判断しました。
武石ICで京葉道路を降りて下道で宮野木、穴川へ。
"水没車のサイン"は走り慣れた地元の幹線道路にいくつも点在していました。
細かくルートを刻みながら無事に帰宅。
時刻は日付が変わり2:00になろうとしていました。
命あっての物種です。

