インスパイアのラファ松さんが投稿したカスタム事例
2025年08月23日 10時14分
二代目(厳密には三代目)インスパイアUA2タイプS。1998年式(後期97モデル)に乗っています。5気筒シリーズで唯一、5穴ハブを採用したハイオク車となります。DC2 DB8 インテグラ タイプRをご存知の方は96スペックが4穴、98スペックが5穴だったのを覚えていると思います。ホンダの電装が高度になり始めた頃の車で信頼性が格段に上がりました。それが1997年からの後期型になります。ACURA TLの初代(UA2)でもありますがタイプSの設定が無かったためあまりにこの車は希少
車のメンテナンスについて
冷却水のことです
最近の車は
メンテナンスフリーな
ロングライフクーラントの登場で
リザーバータンク
残量だけのチェック
もしくはタンク無しがある
触ること無くなった感じがする
旧車の場合
これらは必須項目でして
結構、性能やレスポンス、抵抗感が変化してきます
そんなアホなと
侮ってはいけません
何故なら
エア抜きが不十分な可能性が高いのです
抜けてきた冷却水のチェック
不純物の確認
リザーバータンクのある車は
タンクの底に
水路からの汚れを蓄積してくれています
冷却水の入れ替えの時に
清掃をする
タンクに汚れた物質を除去するのも
メンテナンスだと思います
本題はここから
通常なら
このキットや
似たツールで
アッパータンクに循環してきた冷却水の噛み込んだ空気が抜けてくるのを感じながらヒーターを入れコアまで循環させてアイドリング
待機してと言うのがわかると思います
でも
実際のところ
ブクブクはほぼないのです
何故か?
それは
抜く時に失敗してるんです
だから
冷却水に水路の幕が張られるせいで隔壁に冷却水が密着してない問題が発生するんです
アッパータンクのホースの密度や張りの無さを感じたらエア抜き失敗です
どうしても治らない場合はヒーターを切って
室内での放熱を辞めましょう
水温が上がりクーリングファンが回りやすくなる状況になります。
最後まで諦めずに
ボコっていう音が聞こえてきたら
残っている屁をこきます
そうするとアッパーホースは潰れ無いほど
あったまった冷却水で満ちた感覚になります
これが成功したら
エア抜き完了です
この車には
ブリーザープラグがあります
冷却水を抜く時にレンチでゆるめるとガス抜きになります
つまり
冷却水の抜く時の負圧を大気圧でかけれるのでスポンと抜けてきます
整備マニュアルにそって
当たり前の作業を行ってください
簡単なようで
失敗しやすいメンテナンス
侮ってはなりません
これだけの作業で
車はちょっと見違えるような
正常に動作するエンジンのストレス発散になります
目には見えないところに歪はおきている
言葉には伝えきれない感覚
上手くいくと
整備って楽しくなってきますよ♪