2023年03月02日 (更新:2025年10月22日)
XVのスタッドレスタイヤにおすすめのタイヤ12選!
XVの純正タイヤを基準に、おすすめのスタッドレスタイヤをピックアップ!冬が始まる前に準備をしっかりしておきましょう!
スタッドレスタイヤの買い方
スタッドレスタイヤ購入の際、様々な商品があり選択肢が色々あるため迷ってしまいますが、まずはじめに決めなければ行けないのが次の2点。
- スタッドレスタイヤのみを購入してタイヤを交換するのか?
- スタッドレスタイヤとホイールのセットを購入して交換するのか?
スタッドレスタイヤのみ購入すればタイヤの費用だけなので安く済むのですが、組み換えが年2回発生するなどのデメリットもあります。そこではじめにそれぞれの場合のメリット・デメリットも確認しておきましょう!
組替え費用
タイヤの組替えとは同じホイールを利用して、タイヤのみサマータイヤからスタッドレスを交換する場合などをタイヤの組替えと言います。
スタッドレスタイヤのみを購入した場合とホイールとのセットを購入した場合で、最も大きな金額の差が出る費用になり、タイヤを交換するためホイールとのバランス調整も毎回必要になります。
工賃は店舗により異なりますが、オートバックス等のカー用品店での価格は1本2,200円程度で4本8,800円程度が相場となります。
- 組替え参考工賃:4本 8,800円
組替え交換の際のデメリット
タイヤを交換する際にはタイヤチェンジャーと言うタイヤ交換を行う機器を使用します。その際ホイールにタイヤを組み込むためにタイヤを引っ張って伸ばしながら組み付けることになります。
タイヤはゴムですので複数回繰り返しているとタイヤが変形したり、最悪の場合タイヤの締付けを行っているタイヤの端にあるビードの中にあるビードワイヤーが劣化して切れたりすることがあります。
その結果、複数回の取り外しを繰り返しているとホイールに十分密着しなくなり、タイヤ交換が必要になりタイヤの寿命前に交換となってしまう場合があります。
そんな理由からもスタッドレスタイヤとホイールはセットで販売されている事が多い理由の一つです。
脱着費用
脱着とはホイールを外して取り付ける費用になります。こちらはホイール付きがどうかに関わらずカー用品店やガソリンスタンドで行っても同じ費用がかかります。もちろん、こちらも店舗により価格は違いますがおおよその相場は次のとおりです。
- 脱着参考工賃:4本 2,200円
保管
タイヤはご存知のとおりゴムで出来ています。タイヤのみで保管した場合、空気が入っていないため変形などが発生し組替え時にトラブルの原因となる事があります。ホイール付きの場合は少し空気圧を低くして保管となりますが空気は入っているため、タイヤへの負荷も少なくなります。
DIY交換
タイヤをホイールにつけるには基本タイヤチェンジャーを使用して交換を行います。ホイール付きであれば、レンチとジャッキを使用して自分でも交換が可能です。そのため上記で説明したタイヤの脱着費用がかからないのはホイール付きを使用する際の大きなメリットになります。
作業時間
スタッドレスタイヤ交換の際の作業にかかる時間はおおよそ次のとおりですが、タイヤのみ場合は組替え作業が発生するため作業時間も長くなります。
- ホイール付きタイヤ:30分程度
- タイヤのみ:1時間程度
スタッドレスタイヤを購入する際のおすすめの方法
スタッドレスタイヤを購入する際は、純正ホイールと同じサイズのタイヤを選ぶのがおすすめです。スタッドレスタイヤを純正ホイールに装着することで、夏はお気に入りの社外ホイールを使ったおしゃれなカスタマイズも楽しむことができます。
おすすめの構成例:
- 冬:純正ホイール+スタッドレスタイヤ
- 夏:お気に入りのホイール+サマータイヤ
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それではスタッドレスタイヤを購入する前に純正ホイールのサイズの確認を行っておきましょう!
XVの純正ホイールサイズ
ホイール交換を行っているクルマを除き、最も多いのが純正のホイールを装着しているクルマです。ホイールやスタッドレスタイヤを購入する前に、ホイールサイズとタイヤサイズを確認しておきましょう!
XVはグレードによるホイールの変更はなく、サイズは1種類のみとなります。
| PCD | ホール数 | ハブ径 |
|---|---|---|
| 100mm | 5穴 | 56mm |
XVの純正タイヤサイズ
XV GT型の純正タイヤサイズ
| タイヤ表記 | タイヤサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 |
|---|---|---|---|
| 225/55R18 | 18インチ | 225mm | 55% |
| 225/60R17 | 17インチ | 225mm | 60% |
XV GP型の純正タイヤサイズ
| タイヤ表記 | タイヤサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 |
|---|---|---|---|
| 225/55R17 | 17インチ | 225mm | 55% |
XV GH型の純正タイヤサイズ
| タイヤ表記 | タイヤサイズ | タイヤ幅 | 扁平率 |
|---|---|---|---|
| 205/55R16 | 16インチ | 205mm | 55% |
タイヤサイズがわからない場合はタイヤサイズの確認方法を見てチェックしてください!
タイヤサイズの確認方法
タイヤサイズについてはタイヤのサイドウォールと言われる側面に表記があり、上記画像の様に245/40R18の場合は次の意味合いになります。
| タイヤ幅 | 245mm |
|---|---|
| 扁平率 | 40% |
| タイヤサイズ | 18インチ |
それでは、各サイズ毎におすすめのスタッドレスタイヤをご紹介して行きますのでチェックしてください。
225/55R18におすすめスタッドレスタイヤ3選!
【コスパ重視モデル】 GRIPMAX GRIP ICE X
GRIP ICE Xは、中国のSUVタイヤメーカー・グリップマックスが提供するスタッドレスタイヤで、2020年頃から日本でも販売されています。非対称トレッドパターンにより、氷上や雪上で高いグリップ力を発揮し、優れた氷上性能を提供。
ジグザグ形状の溝で雪や水を排出し、ウェット路面でのブレーキ性能も向上しています。また、高密度サイプによりエッジ効果が高められ、安定した冬道走行が可能です。
【バランス重視モデル】 TOYO TIRES Winter TRANPATH TX
Winter TRANPATH TXはミニバンやSUVなどの背の高い車に対応する冬用タイヤで、ふらつきや偏摩耗を抑える設計が特徴です。サイドウォールを強化し、走行時の安定性を向上させ、3Dダブルウェーブグリップサイプによりブロックの倒れ込みを防止。さらに、スーパーハイターンアップ構造で剛性を高め、車線変更やカーブでの安定性も向上させています。
【プレミアムモデル】 BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3
BLIZZAK DM-V3は、SUV専用に設計されたブリヂストンの最高峰スタッドレスタイヤです。VRX2でも採用された「アクティブ発泡ゴム2」により、氷上での高いグリップ力を発揮。親水性コーティングが水膜を除去し、滑りを防ぎます。
またSUV専用パターンと剛性を高めたブロック設計で、さまざまな冬道で「しっかり止まる、曲がる」を実現。4本のストレート溝が排水性を確保し、ウェット路面でも安心して走行できます。
225/60R17におすすめスタッドレスタイヤ3選!
【コスパ重視モデル】 KENDA ICETEC NEO KR36
「ICETEC NEO KR36」は、日本の雪道やアイスバーンでの性能を重視したスタッドレスタイヤです。非対称パターンと新コンパウンドにより、内外のパターン特性がバランスよく向上し、安定した走行を実現。高密度のトレッドブロックと強化されたタイヤ剛性で、シャーベット状の路面でもしっかりとグリップします。
さらに、「ジグゾーサイブ」とショルダーブロックの排水溝により、滑りやすい冬道での走行性能と排水性が強化されています。
【バランス重視モデル】 TOYO TIRES Winter TRANPATH TX
Winter TRANPATH TXはミニバンやSUVなどの背の高い車に対応する冬用タイヤで、ふらつきや偏摩耗を抑える設計が特徴です。サイドウォールを強化し、走行時の安定性を向上させ、3Dダブルウェーブグリップサイプによりブロックの倒れ込みを防止。さらに、スーパーハイターンアップ構造で剛性を高め、車線変更やカーブでの安定性も向上させています。
【プレミアムモデル】 YOKOHAMA iceGUARD SUV G075
「iceGUARD SUV G075」は、冬のSUVドライバーに向けて、さらに強力な氷上性能と燃費向上を実現したスタッドレスタイヤです。新開発の「スーパー吸水ゴム」は、従来の素材に「エボ吸水ホワイトゲル」を加え、氷上でのグリップ力と吸水性を大幅に強化。
5つのトレッドパターン技術でエッジと接地性が増加し、氷雪路での安定した操縦性を実現しています。また、低発熱トレッドゴムにより転がり抵抗が5%低減し、省燃費性能もアップ、長期間安定した走りが出来るスタッドレスタイヤです。
225/55R17におすすめスタッドレスタイヤ3選!
【コスパ重視モデル】 NEXEN WINGUARD ice2
「WINGUARD ice2」は、韓国の大手タイヤメーカー・ネクセンが提供するスタッドレスタイヤで、非対称トレッドパターンと「アドバンスド・ソフトコンパウンド」を採用しています。この特殊コンパウンドは、低温で柔軟性を保ちつつ高温では剛性を確保し、氷雪路でのブレーキング性能を向上させます。
さらに、雪道でのトラクションを発揮する横溝や、大きなアウトサイドブロックが優れたコーナリング性能を提供。3Dサイプと多方向性グルーブで、氷雪路での安定したグリップ力を実現しています。
【バランス重視モデル】 DUNLOP WINTER MAXX 02
WINTER MAXX 02」は、氷上性能と長持ちする耐久性を兼ね備えたスタッドレスタイヤです。「モチ・ロン・ギュ」のコンセプトで、約4年後でも氷上ブレーキ性能を持続する「モチ」、摩耗しにくい高密度ゴムで長持ちする「ロン」、そして氷の上でもしっかり止まる「ギュ」を実現。
液状ファルネセンゴム配合の「超密着ナノフィットゴム」により、ゴムの硬化を防ぎつつ高いグリップ力を維持し、寒冷地での安心・快適な走行をサポートしてくれます。
【プレミアムモデル】 YOKOHAMA iceGUARD7
「iceGUARD 7」は、接地面積とブロック剛性を強化し、氷上・雪上でのグリップ力を高めたスタッドレスタイヤです。新開発の「クワトロピラミッド グロウンサイプ」により、摩耗後もエッジ効果が持続。吸水率を向上させた「ウルトラ吸水ゴム」が氷上の水膜を吸収し滑りにくくします。
また、「ホワイトポリマーⅡ」と「シリカ」の働きで柔軟性を保ち、長期的な性能を維持。「オレンジオイルS」により4年後でも劣化が少ない「永く効く」性能が特徴です。
205/55R16におすすめスタッドレスタイヤ3選!
【コスパ重視モデル】 GRIPMAX GRIP ICE X
GRIP ICE Xは、中国のSUVタイヤメーカー・グリップマックスが提供するスタッドレスタイヤで、2020年頃から日本でも販売されています。非対称トレッドパターンにより、氷上や雪上で高いグリップ力を発揮し、優れた氷上性能を提供。
ジグザグ形状の溝で雪や水を排出し、ウェット路面でのブレーキ性能も向上しています。また、高密度サイプによりエッジ効果が高められ、安定した冬道走行が可能です。
【バランス重視モデル】 PIRELLI ICE ZERO ASIMMETRICO
ICE ZERO ASIMMETRICOは、ピレリが日本の厳しい冬に向けて開発したスタッドレスタイヤです。氷上グリップを強化する低ポイドレシオや、ブレーキ性能を高める3Dサイプ、均等圧力分散のダブルサイドグルーブなど5つの技術を採用し、氷雪路での安定性が特徴です。
また最新のリキッドポリマーによる柔軟性で、タイヤ寿命の終わりまで高い性能を維持してくれるおすすめのスタッドレスタイヤです。
【プレミアムモデル】 DUNLOP WINTER MAXX 03
ダンロップ「WINTER MAXX 03」は、トータルバランスに優れたスタッドレスタイヤで、凍結、雪上、ウエット、ドライと多様な路面に対応します。特に氷上性能を高めるために新開発された「ナノ凹凸ゴム」が採用され、細かな突起が素早く水膜に到達し、氷面との密着を強化。
氷上ブレーキ性能は前モデル比22%、氷上コーナリング性能は11%向上しました。また、摩耗しても新たな凹凸が形成される「MAXXトリップトリガー」技術により耐久性もアップしています。
まとめ
今回はXVにおすすめのスタッドレスタイヤをご紹介しました。年に2回訪れるタイヤ交換。この記事を見て自分に合った方法が決まれば毎年どうしようなんて事もありません。
ショップでタイヤ交換を行っってもらう方も自分で交換する方も、自分とクルマに合ったタイヤを選んで装着してカーライフを楽しいものにして行きましょう!
CARTUNEではXVのタイヤの交換に関する投稿が日々追加されていますので、タイヤ交換の際の参考にしてください。
