335i Cabrioletのウォールナットブラスト・クルミ爆破・吸気バルブのカーボン・直噴エンジンのカーボンに関するカスタム事例
2025年09月25日 09時37分
初めてのBMWを2021年11月に52,500kmの中古で購入しました。 2011年式のN55エンジンのE93後期になります。 部品のリフレッシュを行って新車の状態に近づけつつ、簡易DIYで仕上げていこうと思います。 BMW初心者ですが、よろしくお願い致します!
本車両に搭載されているN55エンジンは直噴エンジンのため、吸気バルブにカーボンが徐々に堆積していきます。
吸気バルブに堆積したカーボンは、添加剤等のケミカルでは、きれいに除去することが困難なようです。
そこで、総走行距離が64,600kmの段階で、今月9月(2025年9月)の車検整備時に、ウォールナットブラスト処理をお願いしました。
ブラスト処理のメディアとして、細かい粒状のクルミの殻が使用されます。
一気筒ずつ、吸気バルブを閉鎖した状態で、クルミの殻を吸気バルブに高圧で吹き付けることにより、吸気バルブに堆積したカーボンを除去していきます。
クルミの殻は、カーボンより固く、吸気バルブより柔らかいため、吸気バルブを傷つけることなくカーボンを除去することができます。
吸気バルブに吹き付けられたクルミの殻は、吸気バルブから剥がれたカーボンとともに吸引されて回収されます。
以下、ブラスト処理前後の比較画像になります。
1番シリンダー
↑ブラスト前
↓ブラスト後
2番シリンダー
↑ブラスト前
↓ブラスト後
3番シリンダー
↑ブラスト前
↓ブラスト後
4番シリンダー
↑ブラスト前
↓ブラスト後
5番シリンダー
↑ブラスト前
↓ブラスト後
6番シリンダー
↑ブラスト前
↓ブラスト後
総走行距離が64,600kmですが、1~6番のすべてのシリンダーにおいて、吸気バルブへのカーボンの堆積は、予想したよりも軽度でした。