エクストレイルのエクストレイルT31・DNT31 エクストレイル・シフトノブ交換・シフトノブ加工・DIY成功に関するカスタム事例

シフトノブ交換！
本当は納車してすぐやりたかったもののエクストレイルのシフトは特殊らしいぢゃんか、、、。

けど純正シフトはシフトフィールがあまりにも軽すぎて重厚感に欠ける。
前車の時は400g入れてたし "ゴクンッ" てな感じのシフトフィールが欲しくて交換してみることに。

買ったのはこれ。
カーメイト RAZO RA131 GTアドバンスノブ2
重さと純正ハンドル及びサイドブレーキの感じに似てること、更に下部がスカート構造になっていてリバースロック対応とあったのでこれに。

まずは純正ノブの撤去から。
プラスチックのスリーブにハマっているだけなので真上に引き抜くと抜けます。捻りながら抜くのはNG。少々硬いが真上に引くだけです。

スポーンと抜けるとこんな感じ。

養生して

プライヤーでプラ部分を破壊。

やっとシフトシャフト本体のお出まし。
接着剤？を安定させる為のローレットが刻んである。

で、このシャフトにダイスでネジ山を切る。
M10も写ってますが使うのはM12x1.25の方です。

ギリギリギリ～と
ダイス使うの初めてだったんでミスってますね(笑)工具が天地逆じゃないと下部までネジ山切れませんのでご注意を。

ローレットのせいで判り辛いですがネジ山切れました。

M12のソケットをノブ本体にセットして後はねじ込むだけ、、、のはずが！！

白丸のリバースロックの方が太くてシフトノブのスカートの中に入らないwww
これじゃバック出来んぜ、、、。

ノギスで計測したところΦ数の差は約1mm。

リバースロック側を切断してショート化する（ただしシャフトが見えてしまうので化粧が必要になる）か、シフトノブ側を加工してなんとかスカート内に収めるか。

これぐらいならイケるかも、、、ということでルーターでシフトノブのスカート内部を削ることに。

ノギスで計りながら、現物合わせしながら、更に削りすぎて表面に影響が出ないように、、、

できいた。
これでリバースロックはシフトノブの内部に綺麗に収まるようになった。

が、次の問題。
引き上げたリバースロックの戻りが悪い。
スプリングの力で戻っていたものがシフトブーツの張りだけで戻る形になっている。つまりリバースロックのスプリングが効いてない。

外した純正ノブを見てみると中は筒状のパーツが付いていて、写真の矢印の先にある赤線で示した半月型のパーツをシフトノブ内部で押す事でスプリングを効かせていた。

じゃあ同じようにしよう。

適当に合いそうなものを探して持ってきた。
オイル差し。

ハサミでカットしてー

純正と同じようにノブの末端とツライチになるように調整。

シャフトにハメるとこんな感じ。
この上からシフトノブをねじ込んでいきます。

できた！！！

できいた！！！

真横から見てもシャフトは見えないし機能も純正と同じ。リバースロックを引いてバックギアに、リバースからギアチェンジするとスプリングの力で再びリバースロックが掛かる。

完璧や。

完のぺきや。

ご覧の通りリバースロックがシフトノブ内部に収まらないという予想外の事態によって完成が日没後に(笑)

我ながらよくやったと思う。
加工したことで86,BRZ,インプレッサ等のリバースロック付きのノブは小加工で着くだろうし満足です。

比較忘れてました。
かなりの激重ノブになってシフトフィールはスッコスコに(笑)

ノブの背は純正比でやや高くなりました。