アルトワークスの英さんが投稿したカスタム事例
2025年07月20日 08時15分
ガンガン…バキッッ!
あ…。
オイルパンセパレータが折れました…。
板に対して水平に打ち付けてたと思うんですけどねー。ちと力入れすぎたか。
皆さんおはようございます!
自宅にて先日のデジャブのような作業をしております…。
これはカプチーノに使ってたF6Aの腰下。
ここで違和感に気付いたあなたは正真正銘のF6Aマニア!!オタクです!!!🥰
さてさて、このエンジンのピストンは綺麗なんじゃないかなー?と思って開けてみることにしました。
このブロック、実はCN21Sのアルトワークスのものだったんですよねー。なのでカプチーノのオイルストレーナを留めるネジ穴がないww
ワークスマニアのTREKさんなら余裕だったなww(名指しw)
代わりに今回ワークスに使うエンジンはカプチーノのブロックなのでここに使わないネジ穴があると言うww
ワークスはもっと短いストレーナなので、留めるのは不要なんです。
あれこれ入れ替えしすぎ🤣🤣
もしかして先日の投稿で気付いていた人がいたのかも…🤔
オイルパンのボルトナット…液体ガスケットがこびり付いて大変な事になってる…。
青いのはパーマテックスの液ガス。当時はコレがかっこいいと思って使ってました(笑)ただ、オイル漏れが結構あって…ワコーズのガスケットメーク(白透明色)に変更したのでありました。それがまた結構な硬度で固まるもんだから、オイルパンセパレータが折れちゃったんだわ…。
で、ガスケットリムーバーなんて物は持って無いし、すぐに綺麗にしたいからなんか手元にある物で…。かと言ってワイヤーブラシでシコシコ磨くのはダルい!
溶かすといえばもうシンナーぐらいしか無いぞ。
と言うわけでシンナーに入れてシャカシャカ振ってみた!
おー!なんか伸びてる!!ふやけてる!!!
こりゃ大正解だな🤣🤣
出かける用があったので、半日ほど漬けときました。
帰った頃合いに取り出して、軽くワイヤーブラシでササッと磨けばこんなもんよ〜🤣
ほんで前回ちょっとビビって盛りすぎてたな。
今回はそんなに盛らないようにしよう…。
今回使おうとしてる液体ガスケットは、はピットワークのベンガラ色!
なお、液体ガスケットは各社色が豊富なので、好きな色のを使うと気分も上がってイイと思います(笑)
ベンガラ色にしたい理由は、見る人が見たら「町工場感が出るかな?」と思ったぐらいで特に深い訳はありません😂
このエンジンのブロー箇所です。
写真右上のピストンが溶解してしまいました。
ピストン抜きました。
おー、一番上の棚だけでなく、2段目3段目と溶けております。
この原因としては、プレイグニッションと言われるもので、圧縮の工程でプラグが火花を飛ばすよりも前に、シリンダー壁近辺で自己発火してしまったためだと思われます。
セッティングのせいか、カーボンもそれなりに多い状態だったので、それも火種に一役買ってたんでしょうね…。
ああ勿体無い。
ただ、抜いたシリンダーの内壁は普通でした。特にダメージなさそう。あー良かった…😮💨
当時、0.01g単位で重量合わせやってたなぁ〜。
なので、このコンロッドは色々削ってあるんです🤣
軸にある文字が消えてるっしょ🤣🤣
そこ、全て削り落としました。
側面なんて鏡面仕上げなんかしちゃったりして(笑)
はっ…!今回このコンロッド使っちゃおうかな🤣
またイチから作るのは相当な時間と根性がいるのでしません🤣
こっちは、無事なピストンです。
このピストンも、数千キロの割にはちょっと削れてるなー。縦スジも少々。
ところでこのピストン、当時新品を入れる際、不二WPCに出して、WPC加工を施工してもらってました。
コレって眉唾モンよな〜。
効果あるのは組んだ直後ぐらい?
シリンダーもホーニングしないといけなかった…?
写真の通り、濃いグレーのところが、まだ残ってるWPC施工跡です。
もっと残ってるもんだと思っていましたが、結局WPCしてもそんなに長持ちしないんやなー。ってのが正直な感想。
んー、新品ピストンは高すぎるし、困ったもんだ🙄