X6 Mの純正オイル・0W-30・5w-40・指定粘度に関するカスタム事例
2026年07月07日 07時47分
車検でディーラーに入庫してから、エンジンオイルは純正のツインパワーターボのロングライフへ。
もともとBMW公式ではこの車両の指定粘度は5W-40だったものが、0W-30に変更になっています。
おそらく車両製造時期の純正指定カストロールからシェルにへ、天然ガスを原料とし粘度指数の高いオイルに切り替わったのも理由のひとつです。
また欧州規格と日本規格の粘度は欧州の方が実際の表示よりも粘度指数が高いそうです。
つまり日本国内規格のオイルで、0W-30のものを入れるとアウトということになります。
S63エンジンはその排気量とクロスバンクエキゾースト(Vバンクのセンターレイアウト)の高い発熱量に対応する5W-40の高い粘度が標準。
そこから低くすることに問題はないのかという疑問があります。
その回答が下記になります。まず通常使用では問題はなく、高速を飛ばす場面に気をつける点です。
○オイルの量のチェックと補充
S63エンジンは、高速で高回転を維持するとオイルの消費(減り)が早くなる傾向がある。走る前、あるいは走った後に、車内のiDrive画面から「オイル量測定」をこまめに行い減りがあれば都度補充。警告が出てからだと少ないオイルで走ることになるため、できれば定期的に足していくほうがエンジンには良いという見解です。
○アフターアイドリング(クールダウン)
高速のサービスエリアに入る直前までかなり飛ばしていた場合、駐車してすぐにエンジンを切るのはNG。ターボチャージャーが超高温になっているため、すぐに止めると軸受に残ったオイルが相当な熱をもっている。SAに入る手前の数キロはゆっくり走るか、駐車後に1〜2分アイドリングさせて油温を落ち着かせてからエンジンを切るようにする。エンジンを停止した後に数分間の電動ファンによる自動冷却と電動ウォーターポンプによる冷却水の自動循環が始まりますが、オイルは動いていません。
E60 M5 や E92 M3 などの、かつての高回転型自然吸気Mエンジン(S85/S65)には、純正オイルでMモデル専用の10W-60 が指定されていました。
これを次の世代のF86(S63エンジン)のようなターボエンジンに入れてしまうと硬すぎるとのこと。
ターボの軸受やオイルラインへの負担が大きく、かえってエンジントラブルの原因になるそうです。
オイルも年々改良されていきますがメーカーも馬鹿ではありません。オイルの品質改善とともに旧モデルでも試験を行なっています。
その上で10W-60のオイルも廃盤にせずに継続して販売をしています。
素人が安易に知識もなく、粘度の異なるオイルを入れるべきではないようです。
ただしサーキット走行や、ブーストアップ等の標準の内燃機関に手を加えている場合は、より高い粘度に切替も必要になるそうです。
その場合は欧州規格規格の5W-40等です。
今のところ、メーターパネルのオイル温度の変化もありません。
あとは定期的に残量をチェックして、今までの5W-40と変化があるかみていきます。

