ミラのBOSCHライト・ハーレーダビッドソン・デュアルバルブヘッドライトに関するカスタム事例
2025年11月21日 21時12分
白濁したBOSCHの(丸目4灯用)ヘッドライトを入手。
片方がスリ硝子のように白濁、もう片方には少し白濁あり。
この手の白濁したライトを以前2個程洗浄して綺麗に出来たので今回も同じ方法にて洗浄すれば良いかと思い入手してみたが
以前と同じくレンズ内を中性洗剤水でシャカシャカシェイクしても今回は綺麗にならない。
レンズ裏の汚れを割り箸に巻いたティッシュで拭いてみると頑固にこびりついている感じで水洗いで落とすのは無理そうだから次は試しに主成分がイソプロピルアルコールな水抜剤で洗浄してみるも状況は変わらないのでもう少し強めな溶剤って事で
レンズ内部をパーツクリーナで浸して一晩置いてみたが汚れが溶解して落ちる気配もないので最終手段として
作業しやすいようバルブ取り付けの口金を外して
割り箸を使いレンズ内をパーツクリーナーに浸した布で拭き上げてみた。
右が拭き上げ後で左の少し白濁しているレンズよりも綺麗になっているのでヨシって事に。
ちなみにこの白濁の原因は何なんだろうと考えて自分的にはバルブの防水カバーのゴムが悪さをしていてバルブの熱で気化したゴムの油分がレンズ内部を白濁させているのではないんだろうかと思うのだが、この件でライトメーカー3社に問い合わせてみたが明確な回答は得られず。
で、とある1社の(東京営業所の)方は状況を説明しても理解出来ないようで白濁=結露としか思えない様子で全く話しにならず時間の無駄。
その次のメーカーの方の話しではリフレクター部に熱が入るとメッキから気化する成分が出る可能性があるなんて話しがあったが今回のBOSCHライトは古い商品だが未使用品で熱が入った訳でもないのでメッキ部からの白濁って事はないはずだし、ゴムの油分は経年劣化でも抜けていくもののはずだから未使用でも白濁したのではないんかなと。
ちなみにヤフオクを見ると他にも未使用品で白濁しているヘッドライトもあったりするし。
んで残りのライトメーカーの方とは大分前に話したのだが、新品のライトが数日の使用でレンズ内部が白濁まではいかないが汚れ始めたので事情を話して対応してもらう時に先に上げた自分なりの汚れ原因を説明したのだがこのメーカーもゴムの油分が原因とは確定出来なかったがその中での話しの中で出てきたのがこのメーカーのライトはハロゲンバルブの使用を推奨していてLEDバルブは非推奨との事。
不具合出たライトも付属のハロゲンバルブからLEDバルブに替えて使用していたが非推奨の理由を尋ねてみるとハロゲンはバルブの硝子部が熱を持つがLEDバルブでは口金が熱を持つのでとの事だった。
メーカーとしては熱でライトのバルブ固定部に不具合がおきないようにとの事なのもしれないが自分が考えたカバーゴムの油分が気化して悪さをするのであればカバーゴムは直接バルブの口金を包み込むので口金が熱をもつLEDバルブを使った事で油分の気化が促進されて新品でも数日で汚れ始めたのかなって事で説明が付くような感じがするのだが。
ってな感じで他にも白濁した
ハーレーダビッドソンのライト(左)を洗浄してみる。
こちらは2回の中性洗剤すすぎで綺麗になった。
