フェアレディZのS30・s30z・ダットサンZ・首都高C1・Lメカに関するカスタム事例
2026年04月10日 11時10分
ー30年ほど前
「オメーが1日働くと稼ぎはどんくらいになるんだぁ?」
Zの整備してる最中、
いきなり先輩が質問してきた。
「そうやってカネ無いから自分でヤるってのも、まー分かるんだけどサー…」
「時間工賃ってのがあってよ。
プロ(整備士)に頼むと1時間あたり…そうだな5〜6,000円くらいかな。。」
(当時はバイトの時給が600円/Hくらいだったような)
「例えばクラッチ交換頼むとすんじゃん。プロがやって5〜6時間の作業だとすると工賃は大体3〜4万なワケよ」
「でもよ、オレらがやると絶対6時間なんかじゃ終わんねーじゃん。」
「まずはマフラー落とすのにヤキの入ったネジと格闘してよぉ。やっとこさマフラー外したら、ペラも外して、ミッションからオイル垂れてきて…
セルも外してよ、やっとミッション下ろそうとしたら、やっぱりタコ足のフランジに引っ掛かってよ(笑)
それでも1人でなんとか下ろせりゃいいけど、最悪キャブ外し~の、タコ足外し~の…
ネジ舐めたりスダッド曲げちゃったりしながらサー。
んで、やっとミッション下ろせた〜ってトコで、ヘタすりゃ日没よ(笑) 」
「んで、次の休みに続きだろ。
クラッチカバー外して… そしたらフライホイールもヤキも入ってガビガビでさ。」
「じゃあこの際、軽量フライホイール入れちゃうかって外したらクランクのオイルシールが逝っちゃっててよぉ…
抜くのどーすんだ、入れんのどーすんだってジタバタやってよぉ(笑)」
「レリーズベアリングはもちろん、フォークもピボットも、クランク側のベアリングブッシュも全部交換してサ。
マスターとかレリーズも見て見ぬふりできねーし
なんやかんや全部組み付けて走ってみたらクラッチの踏みシロがおかしくてよ…
結局スリープの寸法間違ってんじゃねーか?って、また最初からやり直しよ(笑)」
「確かに俺達もヤって散々ハマったからこーやって言えることもあるけどサー。
たいした工具も無きゃ、ノウハウも無い。もちろんリフトもコンプレッサーも無いし…雨降ってきたら終(シマ)いだし…」
「そうやってなんだかんだ結局3日くらい。時間にして20時間とか平気でかかっちゃってるわけ。」
それ、お前の時給で考えたらいくらかかってる?ってハナシよ。」
「いくら安月給だからって、結局そうやって本業の仕事すんのもクルマ治すのも、同じ1時間、同じ1日だろ」
「慣れない修理なんかしねーで、その時間働いて、その稼いだ金でプロに頼んだほうが何倍も効率いいぜって。」
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当時は、確かにそういう考え方もあるなと納得しつつ、
「でも…結局カネはネーからなぁ…」と、実際は何も響いてないという…オチww
40代になり、
仕事はさらにエスカレート。
アホみたいに忙しいww(-_-;)
自分でヤるにも、確かに情熱が20代の頃に比べて落ちていたのかもしれない。でも圧倒的に体力と時間が足りなかった。
そんな時、不意に当時のこの先輩とのやり取りを思い出した。
頑張って稼いで、その金持ってプロにお願いする…確かに効率的かもなと。
それまでの考え方を変え、その時はプロにお願いすることにした。
しかしなんだろう…( ̄÷  ̄;)
変な罪悪感がある。
その罪悪感の正体、それは…
走り屋・旧車乗りとしての意地。
車屋に頼むのはダサイ!
CARBOY病。
プライベーター陥落。
…そんな強迫観念だった。
確かに節約以外に
自分でヤるメリットは大きい。
愛着はもちろん、機械への理解も大いに深まる。
困難であればあるほど、壁が高いほど、それを乗り越えた時の快感ったらナイ。
勇気を持ち、正面から立ち向かったこと、そして実体験が強い説得力を生み、大きな自信にも繋がる。
この「自信」は日常生活の他の部分にも間違いなくポジティブに響く。
30年前のあの頃から、実は分かってたのかもしれない。
「カネが無いから自分でヤる」は照れ隠し。
実際には自身を高め、自信を得ること。そして単純に「カッコいい」からだ。
仕事も生活も環境も人それぞれ。
時間だって、パートナーや家族は放ったらかしってワケにもいかない人もいる。
何が正しいとか間違ってるとか、
何がカッコいいとか悪いとか、
そんな「外野の意見」は本当はどーでも良くて、自分の中で「納得」してればそれで良いハナシ…。
…でも人って他人からどー見られてるか気にするし、気になるよね。。
自分の中にも…あるなぁ。
ヽ(´Д`;)ノ
これってホント、めんどくさい感情デス(笑)
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今回もちょっと長過ぎましたね…
( ̄ω ̄;)
ゴメンなさい。

