X6 Mのオイル点検・電子レベルゲージ・東関道巡航・Mコンパウンドブレーキシステムに関するカスタム事例
2025年11月23日 09時17分
朝早起きしては会社に行きサクサクと終わらせてから帰宅。
午後の遅い時間帯からF86で駆け抜け。
無駄に東関道120コースを使って近郊のスーパー/ホームセンターまで買い物。
近所のスーパーばかりだと苔が生えてしまうので、Mドライブモードを駆使してハイウェイを巡航。
帰宅してから庭で久方ぶりにエンジンオイルの点検。
BMWの場合はエンジンルームに物理的なレベルゲージはありません。エンジンコンピュータから指示を出して、電子的な方法により残量チェックを行います。
エンジンオイル量の詳細チェックはいくつか条件があり、いつ何時も任意に測定できる訳ではありません。
普段は車載コンピュータが常時モニタリングしていて前回走行時のオイル残量を画面に表示します。この時に特に減りがなければ何もメッセージを出しません。規定量を下回るとポローンのゴング音とともに警告します。
任意で詳細測定するには、下記の条件である必要があります。
❶車両が暖気済で通常の作動温度にあること
❷車両が水平になっていること
この2つの条件揃わないとエンジンオイル点検開始ボタンはモニターに表示されません。
車両がエンジンオイル点検モードに入ると、アイドリングが上がり1,000回転をキープします。コールドモードよりもかなり静かですが、近所迷惑レベルです。
F86はキャタライザーの温度が適正値になった後のいわゆる通常のアイドリング状態では、エンジン回転数が500をキープしてここはかなり静かです。
V8らしくドロドロは言いませんが、直4のスーパーバイクさながらのドゥドゥドゥ…と歯切れの良いサウンドを奏でます。
ブウォー...と吹け上がり1分程で測定は完了します。
7月の12ヶ月点検でフィルターも含めた全量のオイル交換をしました。
オイルは法定点検も含めて半年のインターバルのメンテナンスパックに加入していています。そのため補充の警告が出る前に交換時期が到来する流れです。
前回のオイル交換から約5ヶ月で1,500㌔程走りました。まだ警告される1㍑補充までは2/5(200ml)程の残量があります。
分解整備記録簿にはメカニックによるオイル交換の都度の使用量が明記されていて8㍑だったり、8.3㍑だったりマチマチです。オイルフィルターは都度交換にも関わらずです。
以前、冬交換から夏交換のタイミングの前に1㍑補充の警告等が出たことがあります。
このときは前回交換から3,000㌔程走行していました。冬から春、夏(初夏)の季節の移り変わりにおいては、あまり燃焼しなかったと予測しています。
今回はその逆パターンで夏から冬にかけての折り返し的。
過酷なシーズンからの移り変わりにおいては特に燃焼が進んだとも予測しています。あとは走り方でしょうか。Mドライブを頻繁に使う走行が多いと減りも進むと思います。
現時点では1,500㌔走行ですが、2,000㌔程度から警告が出るのではないかと予測。
ただし前述の分解整備記録簿からのオイル交換時の使用量もアバウトなので、わずかに燃えたものの、もともとMAXで入っていなかった可能性もあります。
バルブ周りの摩耗が進んだ場合はエキゾーストには燃焼した煤だけでなく、オイルの焼けたカスが付着します。しかし全くそうした感じはありません。あとはクランクケースからのブローバイがインマニへのリターン量増加?
またエンジンルーム内は走行の都度、フードを開けて清掃をしますが、焼けたような薫りもなし。
電子的なレベルゲージも車両によっては純正でも精度が悪いものもあるそうで、直6の3,000ccに超過量の全量9㍑いれてもレベルゲージがMAXに表示されない等もあるそうです。
オイル燃焼は極端に1,000㌔以内で1㍑燃焼するケース等は異常かと思いますが、今回の場合は、正常値と捉えても問題ないと思います。
Mのコンパウンドブレーキ。
同じ世代のM5やM6にはカーボンセラミックブレーキシステムがオプション装備なのにX5MとX6Mにはなし。ダストが出ない、消耗しないのは裏山です。
ファミリーカーにレーシングブレーキは不要との考えでしょうか。
キャリパーに茶色のダストが付着していく様が、食べ頃のバナナを連想させますが、そういった演出はいらないです。
